【利用者体験談】働ける自分をもう一度──休職・うつ・再挑戦…私の回復記録
通所からの一歩──「また明日も行ってみよう」と思えた日々の記録
※本記事は、ディーキャリア池袋オフィスをご利用中の方がご自身の体験を振り返り、同じような悩みを抱える方の参考になればとご提供いただいた体験談をもとに構成しています。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
私はディーキャリア池袋に通う半年前に、約5年間働いた会社を退職しました。
理由は、ADHDとASDによる双極性障害が悪化し、2度目の躁うつ状態に陥ったためです。
再発により、職場に居づらさを感じたことが退職の決め手でした。
退職後、ディーキャリア池袋オフィスに通い始める前に2度就職しましたが、どちらも職場に馴染めず、早期退職を選ばざるを得ませんでした。
今振り返ると、職場の人間関係だけではなく、自身の生活習慣が乱れていたことも原因だったのだと思います。
2025年2月、障害者手帳の申請をきっかけに「生活習慣を整え、安定した企業で再び働きたい」と思うようになりました。私はそのとき36歳。周囲の友人たちは結婚し、子どもがいる生活を送っている中、私は独身・無職・実家暮らしの状態。本来であれば、元気に婚活をしながら働いていたはずが、体調不良で再び就活からのスタートを強いられることになったのです。
ディーキャリア池袋オフィスへの通所は2025年3月から開始されました。
しかし、いきなり週5日の通所は思った以上に大変で、終わりが見えないことに焦りを感じました。
体調も次第に悪化し、うつ症状が再燃。医師からは1か月の休養が必要と診断されました。
その間、支援員とは電話で連絡を取り合い、「顔だけでも出してみませんか?」と優しく声をかけてくれましたが、なかなか外に出ることができませんでした。
それでも桜が咲き始める頃、少しずつ外出ができるように。支援員の後押しで、すっぴんのままディーキャリア池袋オフィスに顔を出したのが約1か月ぶりの訪問でした。
そこでは卒業生のお話を聞くことができ、「私もやれるかもしれない」と勇気をもらいました。
「あなたの山場は、この4月の過ごし方ですよ。心と健康の管理ができるようにセルフケアの選択肢を発見することや実行していきましょう!」と支援員に言われたことで、「頑張ってみよう」と思えました。
そんな中、「楽しんで!」という言葉に背中を押され、ある平日、思いきって新大久保まで歩いて韓国料理を食べに行きました。その日は晴天で、気持ちの良い時間でした。
この日を境に、自分の殻から少し抜け出せたような気がし、「明日も通所してみよう」「また明日も行こう」と自然と思えるようになりました。気がつけば、週5日通所することが当たり前になっていました。同じ時期に入所した仲間もおり、とても心強く感じています。
現在の課題としては、体調が不安定になると休みがちになること、そしてプライベートと仕事の区切りをうまくつけられていないことです。ADHDやASDの特性による困りごともありますが、過去の職場ではなんとか乗り越えてこられました。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
支援員より振り返り
この方は、通所初期は不安定な時期もありましたが、医療連携をし、主治医からのアドバイスも共有して4月以降「自分のペースをつかむ力」「再挑戦への勇気」が大きく育まれたと感じています。
7月までライフスキルコースで自己理解や生活習慣の安定に取り組まれ、8月からはワークスキルコースにステップアップされます✨✨
今では他の利用者のフォローをされたり、訓練内容にも意欲的に取り組まれ、安定した通所が続いています。
これからの就職活動でも、ご自身の強みと努力を活かして、着実に目標を達成していかれることと思います👏👏👏
ディーキャリア池袋オフィスでは、長期安定就労を実現するうえで、生活習慣や体調、メンタル面、コミュニケーションなど様々なお困りごとを抱えている方の無料相談・訓練体験を受け付けています。「今のままでいいのか」「一歩を踏み出すのが不安」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
〇ご相談・見学は随時、受付中です〇
↓お問い合わせコチラから
ディーキャリア池袋オフィス
LINE相談窓口はこちら📲
電話番号:03-5957-1225
メールアドレス:ikebukuro@dd-career.com


