【利用者の声】自分を見つめ直し、社会復帰へ~ASD・ADHDと向き合い就職~

今回は、ディーキャリア池袋オフィスを卒業し、無事に就職を果たされたAさん(仮名)の取り組みをご紹介します。Aさんは自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)という診断を受けながらも、訓練を重ねることで自信をつけ、社会復帰の道を歩まれました。
Aさんは長年企業で働いた経験がありましたが、心身の不調から退職を余儀なくされ、発達障害の診断を受けました。ご本人は「障害と診断されたことで、これまでの生きづらさが自分の努力不足ではなかったと気づけた」と話されていました。この気づきが、自分を責め続けてきた心を少しずつ軽くし、前に進むきっかけとなったそうです。
ディーキャリア池袋オフィスでは、Aさんに合わせた訓練プログラムを提供しました。
特にAさんが大きな学びを得たのは「コントロールフォーカス」「リフレーミング」「傾聴」「アサーティブコミュニケーション」といった心理面やコミュニケーション力の強化でした。
Aさんは「過去を責めるばかりだった自分が、少しずつ今を見つめて、行動を変えられるようになった」と振り返ります。
また、「親しくない人との会話に苦手意識があった」というAさん。しかし、「うまい会話で自分を認めてもらおう」という気持ちを手放し、“力を抜いて相手の話に耳を傾ける”という意識を持つことで、会話への苦手意識も減ったといいます。こうした心の訓練も、社会復帰の大切な一歩です。
就職活動では、見学や実習を経て「自分に合った職場」を見つけることができました。Aさんが就職先として選んだのは屋内農園施設(LED光を用いた水耕栽培をベース)。
実際に作業を体験する中で、自分の得意や好きなことが活かせる環境だと実感できたことが決め手でした。見学・実習の機会を持つことで、仕事選びに納得感を持てたのも、支援事業所での大きな成果です。
社会復帰を目指すうえで、Aさんが最も大切にしたのは「規則正しい生活」でした。健康管理は、長く働き続けるための土台です。また「話を短くわかりやすく伝える」「違和感を覚えたらその場で表現する」といった課題にも取り組み続けておられます。卒業後も、自分に向き合い、学び続ける姿勢がとても印象的でした。
ディーキャリア池袋オフィスでは、Aさんのように一人ひとりの課題や目標に合わせた支援をおこなっています。単に仕事を探すだけではなく、「自分を見つめ直し、社会で自分らしく生きていくための準備」を一緒に進めていきます。
同じように自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)で悩んでいる方、職場でのコミュニケーションや働き方に不安を感じている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ディーキャリア池袋オフィスにご相談ください。見学や体験も随時受け付けております。
一歩を踏み出すことで、未来はきっと変わります。あなたの「働きたい」を、私たちが全力でサポートします。
〇ご相談・見学は随時、受付中です〇
↓お問い合わせコチラから
ディーキャリア池袋オフィス
LINE相談窓口はこちら📲
電話番号:03-5957-1225
メールアドレス:ikebukuro@dd-career.com


