〜発達障害あるある(LD編)〜
ディーキャリア池袋オフィスの平岡です。
これまでADHDとASDに関するあるある話を投稿してきました。
今回はLD(限局性学習障害)について書いていきたいと思います。
学習障害の人に見られる傾向は以下の3パターンです。
・読字障害
読んでいる文字や文章の意味を理解することが難しい。
・書字表出障害
バランスのとれた文字を書くことが難しく、鏡文字を書くことも。
・算数障害
数の概念が身につかず、数系列の規則性などの習得が難しい。物事を推論することが苦手。
これらのうち、一つまたは複数に障害があるとがLDと診断されます。
また、読字障害と書字表出障害が併発している場合は「読み書き障害(ディスクレシア)」ともいいます。
LDのある人は基本的に知的発達の遅れがみられないケースが多いです。
LDの原因はまだはっきりと解明されていませんが、学習スキルを担う脳の機能や脳神経の発達に偏りがあるのではと考えられています。
ADHDやASDもそうですが、LDのある人もシチュエーションに応じた対策をとる必要があります。
例えば「上司の口頭での指示をメモすることができず、不適切な行動を取ってしまう」といったケースでは、手書きのメモではなくスマホのボイスレコーダーを使ったり、場合によっては動画を撮らせてもらうのも一つの手です。
同じ発達障害でも苦手なところは人によって違うものです。
自分の苦手なことを把握して、それぞれのケースでどのような対応をすればいいのかを考えておくことが社会生活を送る上でとても大切になるでしょう。
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