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自己流になる前に職場の方法を確認

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職場で注意を受けると、「自分のやり方は全部だめだった」と感じ、次の作業が怖くなることがあります。しかし、必要なのは全てを変えることではなく、職場が求める方法と自分の工夫を分けて確認することです。

模擬職場でフォルダを持ったまま担当者へ手順を確認する50代女性

確認するときは、やり方を三つに分けます。一つ目は、手順、期限、安全上のルールなどの「職場の決まり」です。二つ目は、その日の優先順位や今回だけの変更点などの「担当者の指示」です。三つ目は、チェックリストを使う、必要な物を先に並べるといった「自分の工夫」です。

自分の工夫は、決まりや指示を守りやすくするために使います。例えば書類整理の順番を変えたいときは、すぐに自己流で進めず、「この順番は共通の決まりですか」「今回はどこを優先しますか」と確認します。質問した内容を短くメモすれば、次回も同じ基準で進めやすくなります。

失敗があったときは、決まりを知らなかったのか、指示を聞き取りにくかったのか、工夫が手順と合わなかったのかを分けて考えます。そして、次回は作業前に確認する、途中で一度報告する、終了後に見直すなど、修正方法を一つ決めます。一度の失敗だけで向き不向きを判断する必要はありません。

また、時間を守れた、分からない点を質問できた、修正後は安定して続けられたなど、できている行動も確認します。良かった点を残すことで、直す範囲を必要以上に広げずに済みます。

確認のタイミングを決めておくことも有効です。作業開始前に目的と期限を聞き、途中で方向が合っているかを報告し、終了時に成果物の置き場所や次の担当を確かめます。「私はこの手順だと理解しています」「次はここまで進めてよいですか」と自分の理解を添えると、担当者も修正点を伝えやすくなります。

質問することは、仕事を止める行動ではありません。認識のずれを早めに見つけ、やり直しを減らすための仕事上の行動です。どの段階で誰に聞くかまで決めておくと、迷ったまま自己流で進めることを防げます。

ディーキャリア平井オフィスでは、模擬職場での実践やナビゲーションブックの作成を通して、職場の方法を確認し、自分に合う工夫を整理する練習をおこなっています。注意を受けた後の振り返りや、質問・報告の仕方も一緒に確認できます。

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