仕事の得意を速さ以外から探す
訓練に取り組んでいても、「得意と言えるものが見つからない」と感じることがあります。速さや正確さだけで判断すると、丁寧さ、続ける力、確認する姿勢など、仕事に生かせる特徴を見落としやすくなります。得意は結果だけでなく、取り組む過程と条件から探せます。

得意を見る項目を増やす
丁寧さは、手順を省かない、作業後に見直す、扱う物を傷めないといった行動に表れます。継続力は、一定時間取り組んだときに品質や集中がどう変わるかで確認できます。分からない点をそのままにせず、指示や期限を確かめる姿勢も仕事では重要です。さらに、助言を受けた後にやり方を変えられたかを見ると、修正する力も分かります。
似た作業を複数回試す
一度うまくできただけでは、安定しているか判断しにくいものです。似た作業を複数回行い、見直しの回数、質問した内容、疲れ方、助言後の変化を同じ視点で確かめます。毎回完璧である必要はなく、どの条件なら力を発揮しやすいかを探します。
苦手な条件も手がかりにする
口頭指示だけだと抜けやすい、周囲の音が多いと集中しにくい、急な変更では動きにくいなど、難しさが出た条件を分けます。手順を確認する、静かな場所を選ぶ、変更を事前に共有してもらうなどで変化があれば、自分に合う工夫や職場環境を考える材料になります。
強みを具体的な言葉にする
「丁寧にできる」だけでなく、「見本を確認してから始めると、誤りを減らせる」のように、行動と条件を組み合わせて表します。自分の特徴を具体化すると、求人を見るときの確認点や、面接で伝えたい強みを考える際にも使いやすくなります。
ディーキャリア平井オフィスでは、スタッフを職場の上司等に見立てた模擬職場で、指示・期限の確認、質問、進捗報告、フィードバック後の振り返りなどを練習します。完成した結果だけでなく、進め方や条件を支援員と確かめ、仕事に生かせる特徴を整理できます。
得意が見つからず仕事選びに迷っている方は、見学・相談で現在の経験や困りごとをお聞かせください。訓練でどのような点を確認できるかをご案内します。


