寒暖差がつらい週に。朝起きられない・体が重いときの小さな準備
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朝、目は覚めているのに布団から出られない。着る服が決まらず、気づけば出発の時間が迫っている。前の日は暖かかったのに、今朝は急に冷えて、体がずっしり重い。
この時期、そんな朝が続いていませんか。
日本気象協会の10月27日の予報解説では、28日は全国的に風が強く寒くなり、30日は広い範囲で雨、日ごとの寒暖差が大きい一週間になる見込みとされています。気温が上がったり下がったりする週は、体にも気持ちにも負担がかかりやすい時期です。
朝がつらいのは、気持ちの弱さだけが原因ではありません
気温が大きく上下すると、体は体温を保つための調整を続けます。その負担が、だるさや眠気、朝の動き出しにくさとして感じられることがあるといわれています(いわゆる「寒暖差疲労」)。
気温の変化は、朝に決めることも増やします。「今日は何を着るか」「上着を持っていくか」「傘はいるか」。いつもより判断が多い朝は、それだけで疲れやすくなります。人によっては、肌に触れる服の感触や、室内と外の温度差そのものがしんどく感じられることもあります。
朝がつらいのは、本人の努力不足だけで起きているわけではありません。まずは「今週は体にとって負担の大きい週なんだ」と知っておくことが、自分を責めすぎないための助けになります。
前の晩にできる、小さな準備
翌日の服を「一式」出しておく
天気予報では、最高気温と最低気温の両方を見てみましょう。差が大きい日は、脱いだり着たりしやすい上着を組み合わせるのがおすすめです。靴下や上着まで一式そろえて出しておくと、朝の「どうしよう」を一つ減らせます。
朝やることを書き出して、「最低限これだけ」を決める
朝の支度を紙に書き出してみると、思っていたより多くのことをしている場合があります。調子が悪い日に向けて、「これだけできれば家を出られる」という最低限のラインを決めておきましょう。全部できない日があっても大丈夫、と思える準備になります。
調子が悪い日の連絡の文面を、元気な日に考えておく
体が重い朝に、遅れることや休むことを伝える文章を一から考えるのは大変です。「おはようございます。体調不良のため、本日は〇時ごろの到着になります」といった文面を、元気なうちにスマートフォンのメモに残しておくと安心です。
朝、動き出すための合図をひとつ決める
起きたらまずカーテンを開けて光を入れる。温かい飲み物を一杯飲む。好きな曲を一曲だけ流す。
どれか一つでかまいません。「これをしたら動き出す」という合図を決めておくと、気持ちが追いつかない朝でも、体を少しずつ動かすきっかけになります。
体調の波を記録して、見える形にする
体調の波は、記録すると見えてくることがあります。書くのは次のくらいで十分です。
- 日付
- 天気と気温(最高・最低)
- 起きた時刻
- 体の重さ(1〜5の5段階)
- ひとことメモ
1〜2週間続けると、「冷え込んだ翌朝に崩れやすい」「雨の前日は眠りが浅い」など、自分なりの傾向が見えてくることがあります。傾向が分かれば、「この日は予定を軽くしておこう」と前もって準備できます。記録は、主治医や職場に体調を伝えるときの材料にもなります。
なお、だるさや気分の落ち込みが強いとき、長く続くときは、無理をせず医療機関に相談することも選択肢にしてください。
就労移行支援で一緒に整えられること
ディーキャリア橋本オフィスでは、仕事に向けた準備と並んで、生活面を整える支援にも取り組んでいます。
通所を続ける中で、体調や生活リズムの波をスタッフと一緒に振り返り、「どんな日に崩れやすいか」「どんな準備なら続けられそうか」を整理していきます。記録の付け方も、自分が続けやすい形を一緒に考えます。
また、就職活動では、体調の波をふまえて、勤務時間や通勤時間などの条件を求人票で一緒に確認することもできます。「この働き方なら続けられそうか」を、一人で判断しなくてよいのも、支援を使うよさの一つです。
働き始めてからも、季節の変わり目や天気で調子が変わることはあります。そのときに自分で気づき、準備をして、必要なら周りに伝えられることは、長く働くための大切な力です。
気になったときは
「朝がつらくて、通うことに自信がない」という段階でも、話を聞いてみることはできます。ディーキャリア橋本オフィスはJR橋本駅に直結しており、相談や見学は随時受け付けています。
今の自分に合うかどうかを確かめる場として、必要なときに使ってみてください。


