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食欲の秋なのに食べる気になれないあなたへ|橋本の就労移行支援でできること

「食欲の秋」と言われる季節なのに、自分だけ食事が進まず、なんとなく食べる気力もわかない——そんな状態を、誰にも言えずに一人で感じていませんか。

実際、残暑がまだ続く9月後半は、夏の疲れが抜けきらないまま季節が変わっていく時期で、食欲不振や胃腸の不調を感じやすいタイミングです。加えて、気分の落ち込みがある時は、食事の準備や「何を食べようか考えること」自体が大きな負担に感じられ、簡単な菓子パンやカップ麺で済ませる日が続いてしまうこともあります。周りが「秋の味覚」を楽しんでいる様子を見ると、余計に自分だけ取り残されたような気持ちになる方も少なくありません。

そこでこの記事では、この時期に食欲が落ちやすい理由と、今日から実践できる無理のない食事の工夫、そして相模原市・橋本エリアで利用できる就労移行支援を通じた向き合い方について、詳しくお伝えします。

この時期、食欲が落ちやすい理由

食欲がわかない状態を「わがまま」「だらしない」と見てしまう向きもありますが、実際には身体と心の両面から説明できる現象です。

夏の間、暑さで消耗した自律神経や胃腸の働きは、気温が下がり始めてもすぐには回復しません。これがいわゆる「秋バテ」による食欲不振です。加えて、気分の落ち込みや意欲の低下がある時期は、脳が「食べる」という行動の優先順位を下げてしまいやすく、空腹を感じにくくなったり、食事の準備自体を億劫に感じたりすることがあります。

つまり、食べる気力がないのは怠けではなく、身体の回復の遅れと、心の状態の両方が影響している自然な反応なのかもしれないのです。

よくある誤解

  • 「食欲の秋なのに」と、季節のイメージとのギャップで責められる
  • 「ちゃんと栄養のあるものを作って食べればいい」という、負担の大きい助言で片づけられる
  • 本人も「自分は自己管理ができていない」と、必要以上に自分を責めてしまう

こうした誤解が重なると、本人は食事への苦手意識をさらに強め、栄養バランスの偏りや体調悪化につながってしまうことがあります。

大切なのは「しっかり作ること」より「無理なく口に入れること」

だからこそ、目指すべきは、栄養バランスの整った手の込んだ食事を毎日作れるようになることそのものではありません。負担の少ない形で、まず何かを口にすることを優先することです。

今日から使える、無理なく取り入れられる食事の工夫

① 「量より回数」で、少しずつ食べる
一度にしっかり食べようとせず、少量を数回に分けて口にする方法でも、一日の摂取量としては十分な場合があります。「一気に全部食べなければ」という基準を、まず下げてみます。

② 調理の手間がかからない「準完成品」を活用する
カット野菜、レトルトのスープ、冷凍の惣菜など、火を使う工程を減らせる食品を活用することで、準備の負担を大きく下げられます。手抜きではなく、続けるための工夫です。

③ 冷たいものより、常温・温かいものを選ぶ
残暑の時期は冷たいものに偏りがちですが、冷えは胃腸の働きをさらに弱めることがあります。常温の水分や、温かいスープなど、胃腸に負担の少ないものを意識的に選びます。

④ 「疲労回復」に関わる栄養素を、無理のない形で取り入れる
ビタミンB群(豚肉、卵、納豆など)は、エネルギー代謝に関わる栄養素として知られています。手の込んだ調理でなくても、こうした食材をそのまま、あるいは簡単な調理で取り入れることができます。

⑤ たんぱく質を、手軽に取れる形で確保する
気力がわかない時は、調理の手間が少ない卵、豆腐、ヨーグルト、プロテイン飲料などから、たんぱく質を確保することを意識してみます。

⑥ 「今日は食べられた」を、小さな達成として記録する
食べられた日・食べられなかった日を、自分を責めるためではなく、状態を知るための記録として続けてみます。無理に完璧を目指さず、続けやすい形を優先します。

ある利用者の方は、気分の落ち込みから食事の準備が負担になり、菓子パンだけで一日を過ごす日が続いていました。支援の中で「冷凍の惣菜や卵など、調理の手間がかからないものから始める」という工夫を一緒に取り入れたところ、少しずつ食事の回数が安定し、体調にも良い変化が見られたといいます。

一人で抱え込む前に。「就労移行支援」という選択肢

「就労移行支援」とは、うつ病や発達障害、精神障害のある方が、一般企業への就職を目指して通う福祉サービスです。食事や生活習慣に関する困りごとについても、次のような形で支援を受けられます。

  • 食事の準備が負担になっている背景を、専門職と一緒に整理できる
  • 無理のない範囲での食生活の工夫を、生活リズム全体の中で一緒に考えられる
  • 体調管理について、必要に応じて医療機関との連携も相談できる
  • 就職後も定着支援として、生活面の安定に関わってもらえる

したがって、「食欲がわかず、食事の準備も負担に感じている」という段階でも利用を始められるのが、就労移行支援の大きな特徴です。栄養と食生活に関する基本的な情報は、厚生労働省 e-ヘルスネット「栄養・食生活」でも公開されていますので、あわせてご確認ください。

橋本・相模原エリアで探している方へ

実際、相模原市・橋本エリアには、駅から通いやすい就労移行支援事業所がいくつかあります。ただし、事業所ごとにプログラムの特色や、生活面での支援の手厚さが異なるため、まずは複数の見学・相談を通じて確認することをおすすめします。

例えば、JR橋本駅からアクセスしやすい立地にあるディーキャリア橋本オフィスも、その選択肢の一つです。

ディーキャリア橋本オフィスが大切にしていること

私たちが最も大切にしているのは、「食欲がない」という状態を、自己管理能力の欠如として扱わないということです。

食欲が落ちる背景には、必ずその方なりの身体的・心理的な事情があります。それを丁寧に見ずに「しっかり食べて」と伝えることは、その方が抱えている難しさを見過ごすことになりかねません。

だからこそ、支援の中で目指しているのは、完璧な食生活を送れるようになることではありません。あくまでご本人にとって無理のない形で、必要な栄養を少しずつ確保できるようになることです。私たちはそのための時間を、少しの間、一緒に過ごす存在でありたいと考えています。

監修者より

食べられないことを、自己管理能力の問題として見ていませんか。その奥にある、身体と心の疲れを見ていますか。しっかり作ることより、まず何かを口にすること。そこから少しずつ整えていく視点を、大切にしています。

記事監修:I.Y(精神保健福祉士/ディーキャリア橋本オフィス)
精神・発達障害のある方の就労支援に従事、現場歴約20年

よくある質問

Q. うつ病で気力がわかず、食事の準備がとても負担です。

そのお悩みは非常に多く聞かれます。調理の手間がかからない食品を活用する工夫など、一緒に具体的な対策を考えていくことができます。

Q. 診断は受けていませんが、この時期はいつも食欲が落ちます。相談できますか?

もちろん可能です。診断名の有無にかかわらず、食欲の変化に悩んでいる段階からご相談いただけます。

Q. 栄養バランスが偏っていることは分かっていますが、改善する気力がありません。

まずは「食べられている」ことを大切にし、無理のない範囲で少しずつ工夫を増やしていく方法を一緒に考えていきます。

Q. 食欲不振が続いていて、体重も減ってきています。心配です。

体重の減少が続く場合は、医療機関への相談もあわせてご検討ください。生活面の相談は、就労移行支援でも継続してお受けできます。

まずは、無料相談・見学から

そこで、「食欲がわかず、食事の準備も負担に感じている」という段階で構いません。ディーキャリア橋本オフィスでは、無料相談・見学予約を随時受け付けています。

一人で抱え込まず、まずは話を聞くところから始めてみませんか。

※本記事は情報提供を目的とした一般的な内容であり、特定の疾患に対する栄養指導や治療に代わるものではありません。食欲不振が長く続く場合や体重減少がある場合は、医療機関への相談をご検討ください。