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「もう分からなくなりました」と感じるあなたへ|橋本の就労移行支援でできること

何がしたいかどころか、自分がどんな人間だったのかさえ、よく分からなくなってしまった——そんな感覚に襲われたことはありませんか。

実際、長く離職している期間が続くと、「働きたいこと」「得意なこと」「大切にしたいこと」といった、以前は当たり前に分かっていたはずのことが、少しずつ輪郭を失っていく。「目標を持ちましょう」と言われても、目標を考える以前に、自分という存在そのものが曖昧になっている感覚に、強い不安を抱えている方も少なくありません。

そこでこの記事では、「もう分からなくなった」という感覚の背景と、そこからどう向き合っていけばいいか、そして相模原市・橋本エリアで利用できる就労移行支援を通じた取り組みについて、詳しくお伝えします。

「もう分からなくなった」という感覚の奥にあるもの

目標や自分自身が分からなくなっている様子を見ると、周囲からは「意欲がない」「やる気が出ない」と見られてしまうことがあります。しかし、多くの現場で見えてくるのは、それは正確な見立てではないということです。

なぜなら、その方が本当に守ろうとしているのは、これまでの人生であり、自分の価値そのものだからです。長い離職期間の中で、社会的な役割や日々の手応えを失い続けると、それに伴って「自分は何者か」という感覚自体が揺らいでいくことがあります。これは怠けや甘えではなく、大きな喪失を経験した後に起こる、自然な反応です。

つまり、目標がないのではなく、自分自身を見失っているだけなのかもしれないのです。言い換えれば、望みが見えなくなっているだけで、望みそのものがなくなったわけではありません。

よくある誤解

  • 目標がない、意欲がないと評価される
  • 「とりあえず目標を決めましょう」と、状態を無視して先を急がされる
  • 本人も「自分には何もない、価値のない人間だ」と、極端に一般化してしまう

こうした誤解が重なると、本人はますます自分自身を見失い、何かを「決める」こと自体に強い抵抗を感じるようになってしまいます。

大切なのは「目標を作ること」より「自分を取り戻すこと」

だからこそ、支援の目標は、いきなり具体的な目標を設定することそのものではありません。まずは、自分を少しずつ取り戻していくための時間を持つことです。

そのために有効なのは、「何がしたいか考えましょう」と急かすことではなく、次のような段階を踏んだ関わりです。

  • これまでの人生を、責めることなく丁寧に振り返る時間を持つこと
  • 「何をしたいか」の前に、「何をしている時に少し楽だったか」という、小さな感覚から探ること
  • 生活リズムを整えるところから、日々の中に小さな手応えを積み重ねること

実際、こうしたプロセスには時間がかかりますが、急いで目標を決めることよりも、自分自身の感覚を少しずつ取り戻すことのほうが、結果的に確かな一歩につながります。

一人で抱え込む前に。「就労移行支援」という選択肢

「就労移行支援」とは、離職期間の長い方や、精神・発達障害のある方が、一般企業への就職を目指して通う福祉サービスです。ハローワークとは異なり、次のような特徴があります。

  • 「就職」を急がず、まずは生活リズムや自分自身と向き合う時間を持てる
  • これまでの経験を、否定されることなく専門職と一緒に振り返られる
  • 小さな作業や活動を通じて、少しずつ手応えを積み重ねられる
  • 就職後も定着支援として、職場との調整に関わってもらえる

したがって、「目標どころか、自分自身がよく分からない」という段階でも利用を始められるのが、就労移行支援の大きな特徴です。こころの状態や自己理解に関する情報は、こころの情報サイト(国立精神・神経医療研究センター)でも公開されていますので、あわせてご確認ください。

橋本・相模原エリアで探している方へ

実際、相模原市・橋本エリアには、駅から通いやすい就労移行支援事業所がいくつかあります。ただし、事業所ごとにプログラムの特色や雰囲気が異なるため、まずは複数の見学・相談を通じて「ここなら焦らずに自分と向き合えそうか」を確かめることをおすすめします。

例えば、JR橋本駅からアクセスしやすい立地にあるディーキャリア橋本オフィスも、その選択肢の一つです。

ディーキャリア橋本オフィスが大切にしていること

私たちが最も大切にしているのは、「目標がない」という状態だけで、その方を判断しないということです。

目標が見えなくなっている背景には、必ずその方なりの喪失や事情があります。それに気づかずに「早く目標を決めて」と伝えることは、その方が抱えている喪失感を見過ごすことになりかねません。

だからこそ、支援の中で目指しているのは、目標を無理に作らせることではありません。あくまでご本人が、自分自身を少しずつ取り戻していけるようになることです。私たちはそのための時間を、少しの間、一緒に過ごす存在でありたいと考えています。

監修者より

目標がない利用者を見て、意欲がないと判断していませんか。その奥の喪失を見ていますか。望みがない人ではなく、望みが見えなくなっている人かもしれない——そう見方を変えるところから、支援は始まります。

記事監修:I.Y(精神保健福祉士/ディーキャリア橋本オフィス)
精神・発達障害のある方の就労支援に従事、現場歴約20年

よくある質問

Q. 何年も離職していて、自分が何をしたいのか本当に分かりません。

その状態は珍しいことではありません。目標を急いで決めるのではなく、まずは自分自身と向き合う時間を一緒に持つところから始めます。

Q. 診断名はありませんが、自分を見失っている感覚があります。相談できますか?

もちろん可能です。診断名の有無にかかわらず、自分を見失っている感覚に悩んでいる段階からご相談いただけます。

Q. 面談で「何がしたいですか」と聞かれるのがつらいです。

その質問がつらいこと自体、大切な情報です。すぐに答えを求めるのではなく、小さな感覚から一緒に探っていく進め方もできます。

Q. 家族から「いつまでこのままなのか」と急かされて苦しいです。

そのお気持ち、よく分かります。ご家族との関わり方についても一緒に考えながら、ご本人のペースを大切にする進め方をご案内します。

まずは、無料相談・見学から

そこで、「目標どころか、自分自身がよく分からない」という段階で構いません。ディーキャリア橋本オフィスでは、無料相談・見学予約を随時受け付けています。

一人で抱え込まず、まずは話を聞くところから始めてみませんか。