2025年11月05日

「就労移行支援」ってどんなところ？２

どーも！スタッフの小柴です！
今回のブログは「『就労移行支援』ってどんなところ？２」、をお送りします。
前回のブログの続きですね。

対象者は？

精神障害、発達障害、知的障害、身体障害、難病などがあり、
一般企業への就労を希望する65歳未満の方が対象です。

障害者手帳がなくても、医師の診断や自治体の判断があれば利用できる事例もありますので、
まずはお気軽にご相談ください。

ディーキャリア浜松オフィスの利用者さんでも、障害者手帳なしで利用・就職された方もいらっしゃいます。
利用開始時は手帳を持ってなかった方でも、通所して自己理解を進める上で
手帳を取得した方もいらっしゃいます。

自分の人生ですからね、
取得する/しない、どちらが自分らしく生きられるのか、
スタッフと相談しながら進めていただけます。

期間はどのくらい？

原則として、最長2年間（24ヶ月）です。
この期間で集中して就職に必要な力を身につけることを目指します。

料金は？

前年度の世帯収入によって料金は異なります。
生活保護受給世帯や低所得世帯は原則無料です。

一部、市町村民税課税世帯（所得割16万円未満）では
毎月9300円が負担金になります。
基準としては収入がおおむね670万円以下の世帯などです。

ただ個人の負担上限額は行政機関の窓口などに行って
調べていただくことが確実です。

職業訓練校や就労継続支援とはどう違う？

就労移行支援と似た名前のサービスに「就労継続支援」や、一般的な「職業訓練校」があります。
簡単に違いをまとめました。

サービス名	目的	利用者の対象
就労移行支援	一般企業への就職を目指す	一般企業への就職が見込まれる方
就労継続支援	雇用契約の有無にかかわらず、働く場と訓練を提供する	一般企業での就労が困難な方
職業訓練校	スキルアップや資格取得など特定の訓練をおこなう	一般的な求職者

まとめると、
就労移行支援は、厚生労働省の定める障害者総合支援法に基づいた福祉サービスであり、
一般企業への就職と定着に特化した支援を提供しています。

今現在の自分が求めている生き方はなんなのか？
どんな自分で働きたいのか？
自分の目的に合わせて選択してくださいね。