あこがれは理解から最も遠い感情?
こんにちは!ディーキャリア岐阜駅前オフィスのワークスキルコース訓練生です。
皆さんにはあこがれている人やもの、姿はありますか?
今回のブログのタイトルは、私の好きな作品のセリフから付けました。
私がこの作品を見た当時、このセリフについて深く考える事はありませんでした。
ですが、今このセリフを聴くと、当時とは違う考えが浮かんできました。
今回このセリフを通して、あこがれとはどういったものなのか考えてみたいと思います。

あこがれとは?
あこがれるという言葉の意味を調べてみると、ある人や物事に対して、強く心引かれ、その存在や状態を自分自身に求める心情を表す言葉とでます。自分が理想とする人物や物事に強く心が引かれ、「自分もそうなりたい」、「あんな風になりたい」と恋い焦がれる気持ちのことです。
例えば「○○さんみたいに仕事できる人になりたい」や「堂々と自分の意見を言える人になりたい」、「美しい景色の中で暮らすことにあこがれる」、これらはすべてあこがれです。
では、なぜあこがれは理解から遠い感情なのか?二つのポイントにしぼって紹介していきます。
なぜあこがれは理解から遠い感情なのか?
①対象を理想化しすぎる
私が見ていた作品ではこの理由で使われていたように思います。
あこがれている対象にも弱さや欠点などがあると思います。また過去にはたくさんの失敗や挫折、経験があったと思います。ですがあこがれが強いと、それが見えなくなることがあります。相手の本質を見ようとせず、自分の理想というフィルターをかけて相手を見てしまいます。
これによってフラットに見ていれば気づけたであろう相手の苦しみ、辛さに気づけない事もあるかもしれません。「あの人はいつも完璧だから失敗なんてしない、落ち込んだりしない」と思い、相手の苦しみに寄り添えない、場合によってはその期待が相手を苦しめる場合もあります。また自分の受け入れられない現実を知ったときに大きく失望してしまい、落ち込む事も考えられます。
相手も一人の人間であり、いろんな面があると意識することが大事です。
②自己理解、自己受容を妨げる
二つ目は先ほどと違い、自己への理解についてです。
あこがれの人や生活、行動とはすなわち自分の理想です。理想の姿を追い求めすぎるがあまり、現在の自分に対する理解をおろそかにしてしまうケースがあります。特に自分にないものを求める傾向が人にはあるので、現在の自分を受け入れる妨げになる可能性が考えられます。
今の自分を否定してしまい、個性や強みをつぶしかねないです。比較することで今の自分を否定してしまう事もあります。参考にする分にはいいですが、過剰に理想を求めすぎると、現在の自分を否定してしまうかもしれません。
まずはなぜそれにあこがれるか考えて、そこから自分の中にある気持ちや、強みに気づいていきましょう。また人にはそれぞれ価値があり、それを活かすことも大切です。今の自分についても意識を持つようにしましょう。
あこがれって悪いこと?
ではあこがれは悪いものなのかというとそんなことはありません。
まず成長するための原動力になります。自分の理想とする姿を追い求める事は強い動機づけになります。強い動機であるほど継続して努力できるので成長が期待できます。
次に目標が明確になります。目標がないと、毎日を何となく過ごしてしまう事が多くなります。一方で、あこがれの人や理想の姿があると、自分はどこを目指したいのかがはっきりします。ただ漠然と一日を過ごす生活よりもメリハリが出て、日々の行動にも意味が生まれます。
次に自分の可能性を広げられることです。あこがれを持つことで、今まで興味のなかった世界に目を向けるようになります。先ほどあったように、自分にはないものにあこがれを持つことがあります。「自分には無理」と思っていたことでも、あこがれの存在が「挑戦してみよう」という気持ちに変えてくれることがあります。新しい経験は、自分の可能性を大きく広げてくれます。
最後に
あこがれには、人を成長させる力があります。
一方で、理想の追いすぎによって、自分を苦しめる原因にもなります。大切なのは、あこがれをゴールにするのではなく、自分を成長させるためのヒントとして活用することです。
あこがれは自分を否定するためのものではありません。
自分自身の小さな成長にも目を向けていけば、無理なく前向きに歩んでいけるでしょう。
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