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散歩がもたらす心の健康~習慣化の方法も~

精神障害者・発達障害者はさまざまなストレスを抱えがちだと思います。
私もそうでした。なにか作業をしてたり、人間関係のストレスと疲労が貯まりイライラすることがありました。
そこで、youtubeで精神科医が「散歩」を勧めていたため、実際にチャレンジしてみることにしました。
実際に試してみて、体の健康以外にも心の健康にもいい影響を及ぼしてるなと実感できました。
私は今はディーキャリアがある日は30分、休日は1時間散歩してますが、10分続けるだけでも効果はあると思います。
ここでは散歩がもたらす主なメリットを解説します。
心の健康をサポートする散歩
まず注目したいのが、散歩によるメンタル面での効果です。自然の中を歩くことでリラックスできるのはもちろん、歩くリズムや呼吸の安定が自律神経を整える作用もあります。
また、散歩をすることで脳内ではセロトニンという「幸せホルモン」が分泌されます。これは気分を安定させたり、ストレスを和らげたりする働きがある物質で、うつ病の予防や改善にも効果があると言われています。
朝の散歩は特に効果的で、太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、1日をスッキリと始められます。気分が沈みがちな日でも、10分でも外に出て歩いてみるだけで、不思議と気持ちが軽くなることを実感するでしょう。
身体的なメリットも豊富
散歩は軽い有酸素運動に分類され、体への負担が少ない一方で、健康維持にとても効果的です。まず、足腰の筋肉を使うことで筋力の低下を防ぎ、姿勢の改善にもつながります。さらに、血行がよくなることで冷えや肩こりの改善にも期待できます。
また、運動によって代謝が上がり、脂肪が燃焼されやすくなるため、ダイエット効果もあります。特に内臓脂肪を減らすには、継続的な有酸素運動が効果的です。ウォーキングは関節への負担が少ないため、運動が苦手な人でも無理なく続けられるのが魅力です。
さらに、散歩には生活習慣病の予防という観点からも高い効果が認められています。高血圧、糖尿病、脂質異常症など、現代人に多い慢性的な病気の予防・改善に役立つとされてます。
睡眠の質も向上
散歩は、睡眠の質を改善する助けにもなります。特に午前中に日光を浴びながら歩くことで、体内時計が整い、夜に自然と眠くなるリズムが作られます。日光にはメラトニンという睡眠を司るホルモンの分泌をコントロールする働きがあるため、夜型になりがちな現代人には特に有効です。
また、日中に軽い運動をすることで、程よい疲労感が得られ、深い眠りにつながります。寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、といった悩みを抱えている人は、まず散歩を取り入れてみるとよいでしょう。
散歩を続けるための工夫
散歩の効果を最大限に引き出すためには、継続することが大切です。毎日決まった時間に歩くようにすることで、生活の一部として自然に習慣化することができます。
たとえば、朝食前に10分だけ歩く、昼休みに会社の周りを一周する、夕食後に近所を軽く歩く、など自分に合ったスタイルを見つけましょう。
私は土日は朝食後に、ディーキャリアがある日は帰宅後に30分散歩しています。
また、散歩コースを用意しておくのもいいと思います。人によって違いますが、私は毎回同じコースを散歩するのが好きです。特におすすめなのが、坂道があるコースです。
人によってはショッピングモールなどを散歩コースにするのもいいでしょうが、甘い食べ物の誘惑には気を付けてください。
まとめ
散歩は、心身の健康を支える非常にシンプルかつ効果的な習慣です。気分をリフレッシュし、健康を維持し、思考をクリアにする。そんな多くのメリットを、わずかな時間で得ることができます。忙しい日々の中でも、「ちょっと歩いてみよう」と思えるような、自分だけの散歩スタイルを見つけてみてはいかがでしょうか。
参考サイト
精神科医が「絶対にやるべきだ」と断言する朝のベスト習慣
https://diamond.jp/articles/-/320412
朝のウォーキングがメンタルにもいい理由
https://www.npo-tms.or.jp/blog/97-tms-katsudo/560-morning-walk.html
1日に数分のウォーキングでうつ病リスクを減少 運動がメンタルを健康に 社会的交流も活発に


