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ディーキャリア岐阜駅前オフィスのライススキルコースで得た3つの学び

こんにちは!ディーキャリア岐阜駅前オフィスのワークスキルコース訓練生です。
私は2025年4月からライフスキルコースからワークスキルコースへ移行しました。2024年9月からディーキャリアを利用しています。
ディーキャリアではライフスキルコース、ワークスキルコース、リクルートコースの3コースがありますが、最初に全員が受講するのがライフスキルコースです。
ここでは私がライフスキルコースで学んだことの中で、最も役に立ったものを厳選して紹介します。
アンガーマネジメント
アンガーマネジメントとは?
アンガーマネジメントとは、「怒り」の感情を適切にコントロールするための技術や考え方のことです。
怒りは自然な感情ですが、強すぎると人間関係の悪化やストレスの増大につながります。
怒りの原因は「自分の価値観とのズレ」によることが多く、適切に対処することで感情をコントロールしやすくなります。
私のアンガーマネジメント
ディーキャリア岐阜駅前オフィスで、「6秒ルール」や「べき思考を減らす」といった自己対処法を学びました。
例えば、私はこれまで「電車の中では高齢者に席を譲るべきだ」と強く思っていたため、席を譲らない人を見るとイライラすることがよくありました。
しかし、グループワークでこの考えを共有したところ、「優先席に座っている人も、もしかすると障がいがあって見た目には分からない事情があるかもしれない」と指摘されました。
その言葉を聞いてからは、少しずつイライラの感情がやわらぎました。
ディーキャリア岐阜駅前オフィスのアンガーマネジメントの訓練内容
訓練の一環として、eスポーツを活用した「怒りのコントロール」の訓練もおこなっています。
例えばマリオカートをプレイする際に、あえて操作しにくい乗り物を選び、意図的にイライラしやすい状況を作り出します。
ゲーム中にどんな場面で怒りを感じたかを他の利用者さんと振り返り、「どうすれば感情を爆発させずに済むか」を一緒に考え、考え方の修正に取り組んでいます。
リフレーミング
リフレーミングとは
リフレーミング(Reframing)とは、物事の見方や解釈を変えることで、新しい視点や意味を見出す心理的技法です。英語の「Reframe」は「枠組みを変える」という意味があり、特定のできごとや状況に対して異なる枠を当てはめることで、より前向きな捉え方ができるようになります。
発達障害者、精神障害者にリフレーミングが必要な理由
発達障害や精神障害を持つ方にとって、ストレスの軽減や自己肯定感の向上に役立つ重要なスキルです。日常生活で困難を感じやすい場面でも、見方を変えることで前向きな捉え方ができるようになります。
私のリフレーミング方法
私も普段の生活でストレスを感じたときは、リフレーミングを意識するようにしています。例えば、
- ミスをした → 「次の改善点が見つかった」「ミスを克服することで成長できる」
- 予定が変更されると焦る → 「予定変更は日常的に起こるもの。限られた時間で何ができるか考えよう」
- 不眠症で夜眠れない → 「むしろ夜更かしを活かして、起きている時間を充実させよう」
このように考えることで、気持ちが少し楽になります。
また、就労移行支援事業所では、グループワークが充実しており、みなさんで悩みを共有しながら、それぞれのリフレーミングのアイデアを出し合っています。
アサーティブコミュニケーション
アサーティブコミュニケーションとは?
アサーティブとは、「自分だけでなく相手も尊重しながら、自分の感情や要求を率直・誠実・対等に伝える自己表現の方法」です。
簡単に言えば、「自分も尊重しつつ、相手も大切にするコミュニケーション」を心がけるということです。
他のコミュニケーションとの違い
アサーティブと対比されるスタイルには、攻撃的(アグレッシブ)と受動的(パッシブ)なコミュニケーションがあります。
- アグレッシブ:相手を押しのけて自己主張するスタイル。
→ 自分の気持ちは主張できても、相手をまったく尊重していません。 - パッシブ:自分の気持ちを抑えて相手に合わせるスタイル。
→ 相手に配慮しすぎて、自分の感情や考えを無視してしまいます。
一方で、アサーティブは「自分も相手も大切にする、バランスの取れた伝え方」です。
具体例
- ✕「なんでそんなことするの?信じられない!」(攻撃的)
- ✕「…ううん、大丈夫だよ」(本当は嫌なのに)(受動的)
- 〇「私はそれに少し不安を感じます。こうしてもらえると嬉しいです」(アサーティブ)
アイ・メッセージとは?
アサーティブコミュニケーションの手法はさまざまですが、私は特にアイ・メッセージ(Iメッセージ)を意識しています。
これは、「私は〜と感じています」のように、自分の気持ちを主語にして話す方法です。
相手を責めず、自分の感情を率直に伝えることができます。
例:
- 「私はそのスケジュールだと少し厳しいです」
- 「私はこう感じました」
- 「私はこう考えています」
職場での重要性
職場にはさまざまな立場や価値観を持つ人がいます。そんな中で円滑に協力するには、アサーティブコミュニケーションが欠かせません。
とくに職場では「言い方ひとつ」で相手の印象や人間関係が大きく左右されます。
だからこそ、アサーティブなコミュニケーションは社会人にとって大切なスキルであり、武器になるのです。
まとめ
ディーキャリア岐阜駅前オフィスでは、eスポーツやグループワークを通じて、アンガーマネジメントやリフレーミング、アサーティブコミュニケーションなど、対人スキルを実践的に学びました。
また、傾聴スキルや報連相、敬語、電話応対などのビジネスマナーに加えて、生成AIに関する最新の知識まで、幅広いカリキュラムを受講しました。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお電話ください。
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