みんなで楽しく、ワーキングメモリー向上！～ワークスキルコース主催イベント～

こんにちは！　ワークスキルコース訓練生です。

先日、ディーキャリア岐阜駅前オフィスにて、我々ワークスキルコースの訓練生が主催しましたイベントが開催されました。

今回は、その内容についてご紹介します。

イベント開催の目的

まず、イベントを開催するにあたって会議が行われました。

「イベントを開催する目的はどうする？」

イベント企画の会議は、ここから始まりました。

何をするにも、目的がなければ中身がなく、実施する意味がありません。

逆に、目的がしっかり定められていれば、中身のある濃いイベントになります。

会議では、メンバーそれぞれの目的やねらいを出し合い、チームとして掲げる目的を多数決で決めました。

今回の目的は・・・

「みんなが楽しめる×ワーキングメモリーの向上」です。

せっかくのイベントですので、参加者全員が楽しめるものを展開したいという目的と、就労や日常生活に役立つ能力を鍛えたいという目的を掛け合わせたものに決定しました。

イベントの企画立て

目的が決まったら、それに沿ったイベント内容を考えます。

「ペーパークラフトをみんなで作る」「フリーマーケットを事業所内で開く」など、多様な企画案が挙がりましたが、実行できそうかどうかを勘案した結果・・・

• 麻雀
• 脳トレ（Nバック百人一首・ブラウザ版脳トレゲーム・爆弾解除ゲーム）
• カードゲーム

の3つを同時開催することに決定しました。

そのため、チームごとに担当を決めて、それぞれが受け持つことに決めました。

以下では、各チームの細かい内容をご紹介します。

麻雀

中国発祥のボードゲームで、自分の手元にある14個の牌を決められた形（役）に整えていきます。

自分の牌をどう揃えるか、自分が欲しい牌は何個残っているのか、相手が狙っている牌がどれなのか・・・。

自分と相手、場面全体を見て判断していくことで、ワーキングメモリーを鍛えられます。

今回は、参加を希望される人数が多いことと、麻雀をあまりやったことがない方が多いことがありました。

そこで、通常固定する席順をローテーションやメンバー入れ替えなど自由に移動できるようにする、参加者全員で手筋を考えられるように、通常相手に見せない手札を公開しておこなうなど、ルールを緩和して遊びやすくしました。

脳トレ

PCやNintendo Switchなどを用いて各種ゲームをプレイするブースです。

具体的には・・・

• Nバック百人一首
• ブラウザ版脳トレゲーム
• 爆弾解除ゲーム

以上3種の脳トレツールを展開しました。

Nバック百人一首とは、カードゲーム「UNO」の数字カードを用いたゲームです。

1枚ずつカードを山札からめくっていき、「〇番目のカードは？」というディーラーの合図で、該当するカードをカルタのように取る、というルールです。

これにより、めくったカードを記憶する力が鍛えられます。

ブラウザ版脳トレゲームは、「プチゲーム」というWebサイト内の脳トレゲームをプレイします。

1から24までのボタンを順番通りに押すゲームや、漢字群の中から異なる漢字を瞬時に当てるゲームなど、各種ブラウザゲームをプレイし、スコアを記録します。

一人でスコアを極めるのも良し、参加者間でスコアを競い合うのも良しです。

爆弾解除ゲームとは、Nintendo Switchソフト「Keep Talking And Nobody Explodes」をプレイします。

爆弾を操作する人と、爆弾を解析する人に分かれ、爆弾の形状や仕掛けの解除方法などをやり取りしていき、爆弾の解除を目指します。

このゲームの醍醐味は、ゲーム画面を見ずにプレイする解析班と、爆弾の形状を見ている操作班がいかに正確に伝達することができるかです。

どう表現したら仕掛けが伝わり、解除方法を伝えられるか・・・。

表現方法を工夫していくことで、ワーキングメモリーが鍛えられます。

カードゲーム

脳トレブースが比較的少人数でプレイする内容に対し、多人数の参加を前提としているのが、このブースです。

具体的には・・・

• 神経衰弱
• カルタ
• なんじゃもんじゃゲーム

以上3種のカードゲームを展開しました。

いずれも、多人数でプレイするため、参加者間での盛り上がりが大きくなります。

また、プレイ中に発する言葉に「お嬢様言葉でしゃべる」や「英語禁止」など、縛りを設けます。

そうすることで、ゲームの盤面と発する言葉の双方を考慮してプレイする必要があり、ワーキングメモリーの向上が期待できます。

イベント当日の様子

以上3つのブースを設置し、参加される方々に移動してもらいイベントを実施しました。

当日はアセスメント面談がおこなわれながらの開催だったため、参加メンバーの出入りが頻繁にありました。

そのため、ブース間を超えた交流が生まれ、大いに盛り上がりました。

ゲームをうまくプレイするためのアドバイスやスコアの競い合い、プレイ中の言語制限による言い換えなど、参加者間のコミュニケーションが多くみられました。

終わりに

今回もワークスキルコースの訓練生が主体となってイベントを企画・開催しました。

これは実際に会社でイベントを企画・運営するための訓練と位置付けられています。

ディーキャリアに所属している今だからこそ、トライ＆エラーを繰り返すことができるので、いろいろなことに挑戦し、自身の糧にしたいと思います。

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