2025年02月18日

私のリクルートコース移行から面接までの流れ

こんにちは！

ディーキャリア岐阜駅前オフィスのワークスキルコース訓練生です。

今回は、私がディーキャリア岐阜駅前オフィスでのリクルートコース移行から面接までに行ったこと・学んだことを、自分が体験したこととディーキャリアで学んだことを踏まえて紹介します。

就職活動をしたことがない人にも分かりやすい内容になっていると思うので、ぜひ参考にしてみてください。

ワークスキルコースからリクルートコースへの移行準備

ワークスキルコースからリクルートコースに移行するには２つのミッションをクリアする必要があります。

ミッション１
リクルート移行書類の提出

リクルート移行書類
・履歴書
・職務経歴書（訓練経歴書）
・ナビゲーションブック
・求人票
・希望条件シート・スキルシート
・障害者手帳のコピー

求人票や求人情報は、実際に応募しない求人でもOKで、自分の希望に近い求人を選びます。
そのため履歴書も、実際に応募しない求人を基に作成しました。
履歴書の志望動機は、インターネットで出てくる内容を参考にすることも良いですが、会社の人事部や面接官の経験が多い人には印象に残らないため、自分の色を出すように意識しました。

私は働いた経験が無いため、訓練経歴書を作成しました。
ワークスキルコースで行った仕事内容、業務を行う中で意識した点、学んだ事を簡潔にまとめ記入しました。

ナビゲーションブックは、主に自分の障害特性における対処方法と配慮事項を記入します。
ワークスキルコースで新しく見つかった障害特性と対処方法、配慮事項を相手に伝わるように記入しました。記入する際に一番重要なのは、「具体的に書く」ことです。相手は自分の障害のことを知りません。どんな配慮をしてほしいかも具体的に教えてもらわないと理解することができません。具体的な数字や言葉を使って説明します。

ミッション２
リクルート移行面接の合格

私が一番苦労したのはリクルート移行面接への合格です。

リクルート移行面接は、スタッフさんに自分で書いた履歴書の内の一社の面接官になりきってもらい、実際に入室から退室までの面接を行う試験です。

私が合格するために行ったこと＆コツを紹介します。

面接基本質問リストアップ

ここで注意することは、「たくさんリストアップしない」ということです。
もしかしたらこんなことも質問されるかもしれない…と考え、たくさんリストアップしてしまうと覚える量が増えてしまい大混乱し、覚えられないことで落ち込んでしまいます。
最初は、質問される傾向が高い質問（志望動機、自己PR、長所短所、性格、ストレスコーピング方法など）をリストアップしました。

面接基本質問内容の準備

質問をリストアップしたら実際に話す内容を考え、文字に起こします。

特に志望動機は、履歴書通りに書いてしまうと堅苦しくなり、面接で話す際にも機械的に暗記してきた印象が強くなってしまいます。
面接官は事前に履歴書を確認しているので、記載した内容をそのまま話すと聞き流されてしまいます。
履歴書に記載した内容を踏まえながら自分の言葉で話すことで、入社意欲が伝わります。

一通り話す言葉を文字に起こしたら、一番伝えたいところにマーカーを引きます。
こうすることで、自分が何を一番に伝えたいかが明確になります。

最後に暗記と練習を行いました。
暗記といっても、一言一句暗記してはいけません。
私はADHDの特性上、完璧を求めてしまう傾向があり、考えた文章をそのまま話さなくてはならないと思い頑張った結果、上手くできないとすぐに落ち込んでしまっていました。
また一言一句暗記してしまうと、面接本番で頭が真っ白になってしまった場合に、何も話せなくなってしまいます。

暗記するときのコツは、マーカーを引いた一番伝えたい事は必ず覚え、それ以外のエピソードや話は自分の言葉で話すように意識することです。
ここまできたら、あとは回数を重ねることで身体に染みつき本番に自然体で臨むことができます。

面接までの流れ

リクルートコースに移行後、私が実際に面接までに行った流れは以下の通りです。

就職したい会社を１社決める
履歴書を書く
面接練習
応募
面接当日

私は、いくつか働きたい会社をリストアップしそれぞれ履歴書を書いて一度に応募し面接を行うという流れは行わず、一社ずつ受けていくことにしました。
なぜなら、第一希望以外の会社へ自分の入社意欲を心の底から伝えることができないと思ったからです。
第一希望の会社の選考に専念すると、落ちた時のダメージが大きくなる可能性もありますが、自分の性格上この方法が向いていると思い決めました。

リクルートコースに移行してから面接まではあっという間でした。
個人的には、ワークスキルコースからリクルートコースに移行するまでの準備が就活の大部分ではないかと感じています。