「好き」から学ぶ ~E-sportsを用いた講義~
こんにちは。ディーキャリア岐阜駅前オフィス・ワークスキルコース訓練生です。
突然ですが、ゲームはお好きですか?
日本では、約半数の家庭がゲーム機を保有しており、個人では3人に1人がゲーム機を所有していることになります。
ゲーム機というと、遊びの一環として用いられるツールというイメージがあります。しかし、運用方法次第では、教材としても効果を発揮します。
ディーキャリア岐阜駅前オフィスでは、Nintendo Switchを用いたE-sports講義を実施しています。今回はその講義で何をしているのか、学べることは何かを紹介したいと思います。
目次
ディーキャリア岐阜駅前オフィスで導入しているゲームタイトル
ディーキャリア岐阜駅前オフィスでは、2024年11月現在、8つのゲームタイトルを導入しています。それぞれの特徴と採用されている講義についてご紹介します。
1.マリオカート8DX
おなじみ、マリオたちが登場するレースゲームです。本タイトルは、他オフィス間でのディーキャリアE-sports大会の種目に採用されたこともあり、思い入れのあるゲームのひとつです。
講義としては、通常プレイに加え、走りづらいカスタマイズでプレイした時を想定した「アンガーマネジメント」や、レースゲームの経験が少ない方に分かるように伝える「傾聴」に採用されています。
2.スイカゲーム
同じフルーツを合わせて成長させ、その終点であるスイカを作っていく落ちモノパズルです。こちらも、ディーキャリアE-sports大会の種目に採用され、熱戦が繰り広げられたことがありました。
訓練としては、フルーツの置き方やコツをプレイヤーに提案する「アサーティブコミュニケーション」や、フルーツを思い通りに落とせないときに感情をコントロールする「アンガーマネジメント」に採用されています。
3.オーバークック2
レストランのコックとして厨房で時間内に料理を作り、提供するアクションゲームです。こちらは1人の利用者の方がプレゼンをしたことをきっかけに協議が始まり、導入が決まった経緯があります。
講義としては、いかに目標スコアに到達するか、段取りや役割を考える「問題解決力」や、数々のギミックによって計画やイメージとは異なった挙動になったときを想定した「リフレーミング」に採用されています。
4.ロロロロ(“ろろろろ”と読みます。)
立方体のロボットを操作し、各ステージの仕掛けを解いていくアクションパズルゲームです。こちらも、利用者同士でのディスカッションやディーキャリア大会議を経て導入されました。
講義としては、各ステージの謎解きについて話し合う「グループディスカッション」や、アイデアを提案しあう「傾聴」に採用されています。
5.Ultimate Chicken Horse
仕掛けや足場を追加していき、ゴールにたどり着くことを目指すアクションゲームです。こちらは、ディーキャリア大会議での利用者間投票で選出されました。
講義としては、相手にアイテムを置かれてゴール到達を妨げられたときの「アンガーマネジメント」や、ゴールにたどり着くにはどうしたらいいかを考える「問題解決力」に採用されています。
6.Keep Talking and Nobody Explodes
さまざまな仕掛けが施された爆弾を、処理班と分析班に分かれてコミュニケーションをとりながら解除していくパズルゲームです。ゲームプレイ中に画面を見ない人が出てくるのが、このタイトルの大きな特徴です。
講義としては、2組が仕掛けの特徴や解き方についてやり取りするうえでの「傾聴」や、コミュニケーションがうまくいかなかったり時間に迫られたりしたときの「アンガーマネジメント」に採用されています。
7.ぷよぷよテトリス2
“ぷよ”を積んで消したり、“ミノ”を敷き詰めて消したりする、おなじみの落ちモノパズルです。こちらは、ディーキャリアE-sports大会の種目に採用されてからオフィス内で人気が高まり、利用者間投票の末、導入されました。
講義としては、初心者に分かりやすく説明したり応援したりする「アサーティブコミュニケーション」や、相手に攻撃されたときに自分自身の感情を制御する「コントロールフォーカス」に採用されています。
8.世界のアソビ大全51
ボードゲームやトランプゲーム、オリジナルのバラエティゲームなどを51種類収録しているオムニバスタイトルです。こちらも、ディーキャリアE-sports大会の種目に採用されました。
こちらは講義としてはまだ採用されていませんが、休憩時間にプレイするときに、講義で学んだことを総合的に実践する練習の場になっています。
E-sportsを教材にするメリット
娯楽のひとつとなっているゲームをE-sports講義に使うことで、普段の座学とは異なる感覚で学ぶことができます。
ゲームを長く遊んできた方にとっては、馴染みのあるものです。プレイしていると、イライラしたり落ち込んだり・・・ときには喧嘩やトラブルに発展してしまうこともあるかと思います。
ディーキャリア岐阜駅前オフィスでは、上で紹介したように、ゲームをきっかけとしてコミュニケーション術やセルフマネジメントを学習・実践できます。
自分の得意な分野から学べると、スキルの吸収が早く、楽しく学べますよね。
終わりに
ディーキャリア岐阜駅前オフィスでは、Nintendo Switchを用いたE-sports講義を積極的に採用しています。この講義では、スタッフよりも利用者サイドが詳しいこともあり、利用者側が主体となって講義に臨むこともしばしばあります。ゲームが苦手な方には、ゲームを熟知している利用者やスタッフがアサーティブに教えています。
座学にはない形式での学びが、E-sports講義にはあります。
「好き」から学べるものは、一生の財産になると思っています。
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