【発達障害×コミュニケーション】相手が話しやすくなる「聴き方」のポイント
目次
- はじめに
- 傾聴の必要性
- 傾聴の技法
- 技法を身に付ける上で
- 最後に
1.はじめに
相手の話を「きく」ことを傾聴といいます。傾聴とは相手の話に目と耳と心を傾けて聴くことです。
「きく」には「聞く」と「聴く」の二通りあり、自然と耳に入ってくることを「聞く」、意識してきくことを「聴く」と表しています。
発達障害の方の中には、特性上、集中して聞き続けることや話の間を持つこと、相手の取ってほしいリアクションを取ることが苦手な方がいらっしゃいます。そんな時は「傾聴の技法」を使って聴く姿勢や反応の仕方を意識してみましょう。

2.傾聴の必要性
なぜ発達障害の特性がある方が聴くことを苦手になりやすいのかというと、下記のような点が挙げられます。
・相手の表情を読んだり、リアクションを取ることが苦手になりがち
・相手の話を集中して聴き続けることや相手が話しやすくなるまで待つことが苦手になりがち
そのため、傾聴の技法を身に着けて「意識して聴く」ことが大切になってきます。

3.傾聴の技法
傾聴の技法はいくつかありますが、その中からいくつか実践しやすいものを紹介します。
①オープンポジション
相手を歓迎する姿勢です。話を聴くときは顔と体を相手に向けると、聴いてくれると相手も感じるでしょう。
反対に相手の方を向かないのはクローズドポジションといいます。半身の状態では相手は聴いてくれないかもと感じてしまうかもしれません。
またこの時、表情や声のトーンも大切になってきます。険しい表情より笑顔の方が安心感を覚えたり、声のトーンも低いよりは高い方が話しやすい印象を与えます。
②うなずき・あいづち
相手に聴いていることを分かりやすく伝える方法です。しかし多すぎたりそっけない相槌だと不信感を抱いてしまう可能性があります。
話の区切りや関心を持ったところでうなずき・あいづちを打てると良さそうです。中立のあいづち「そうなんですね、なるほど」や同意のあいづち「そうですね、そう思います」を使い分けられると更に良いでしょう。
③質問の技法
傾聴の技法には質問の技法もあります。質問をすることで相手は「話を聴いてくれている」「興味をもってくれている」と感じることが出来ます。
まずは相手の話をきちんと聴く必要がありますが、自分が知らなかったことや気になったことだけでなく、相手の気持ちや感想なども質問できると会話を広げることが出来ます。
4.技法を身に付ける上で
傾聴の技法をいくつかあげましたが、この他にもあります。
しかし、すべてを出来るようになるのではなく、自分の得意や苦手を理解して、伸ばしたり補うことが大切になると思っています。

5.最後に
また、傾聴のポイントとして大切なことは「質問したいことがあっても、一旦話を聴くこと」「自分の話を持ち出して、自分が話し手にならないこと」があります。
今後のコミュニケーションの場で、技法だけでなくポイントも意識すると更に良いコミュニケーションになるのではないでしょうか。
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