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【発達障害】メモをとれない。その理由と対策について

皆様、こんにちは!

春風に乗って、私のメモもどこかへ飛んでいってしまいました。

話を聞きながらノートを取ろうとした瞬間、「あれ? 何の話だっけ…?」と混乱した経験はありませんか?

このような「記憶のミス」は、実は発達障害(ASD・ADHDなど)の認知機能やワーキングメモリーの特性と関係していることがあります。

今回は、生活や仕事で役立つ【やさしくて頼れるメモのライフハック(工夫・アイデア)】をご紹介します。

1.メモを取ることが苦手な理由

1-1.  耳で聞きながら文字を書くことが苦手

発達障害のある方の中には、聴覚からの情報を受け取りながら手で文字を書くことに、難しさを感じる方がいます。

これは、ワーキングメモリー(作業記憶)への負荷や、認知機能の偏りが影響していることがあります。

▶ 工夫のヒント

  • すべてを書こうとせず、「重要なキーワード」だけを意識して記録する
  • 話を聞いたあとにノートにまとめて記録する
  • 録音アプリやボイスメモで対応(※録音時は相手に確認を)

1-2.  口頭指示の聞き取りが難しい

聴覚過敏や注意の切り替えの困難さがあると、口頭での指示や電話対応が苦手に感じられることがあります。 

さらに、周囲の感覚刺激によって集中力が途切れてしまうこともあります。

▶ 工夫のヒント

  • 図・イラスト・チャットなど視覚的な資料と併用する
  • 内容を自分の言葉で言い換える(=確認・記憶の定着につながる)
  • 静かな空間や支援ツールを活用してストレスを軽減する

1-3.  指示を覚えていられない

一時的な情報の記憶が苦手なのは、「怠けている」からではなく、認知機能の特性によるものです。

ミスが続くと自己肯定感が下がってしまいがちですが、原因がわかれば対策も立てやすくなります。

▶ 工夫のヒント

  • Todoアプリやメモ帳など、視覚に訴えるツールを活用する
  • 作業は細かく分割し、順番を確認できるようにする
  • 見る・書く・話すなど、複数の感覚を使って記憶に定着させる

2.メモを取るときのコツについて

ここでは、仕事や学びに役立つ、実践的・効果的なメモのコツを3つご紹介します。

2-1. キーワードを列挙する

「丁寧に書こう」と意識しすぎると、メモを取ることそのものがストレスになることもあります。

大切なのは、「あとで読み返したときに、自分が思い出せるかどうか」です。

▶ 例: 「木曜/10時/会議室A/資料提出」など、ポイントだけを簡潔に書き留める

2-2. 視覚的に整理する

視覚優位の方には、色や記号、図などを使った整理が特に効果的です。 

この方法は一種のトレーニングにもなり、日常生活でも習慣化しやすくなります。

▶ 工夫の例:

  • 締切=赤、注意点=青など、色で情報を分類する
    • 手順は矢印や番号で可視化する
    • ふせんやマーカーで重要事項を強調する

2-3. 「聞く」と「書く」を分ける

「聞きながら書く」が難しいと感じる場合は、思い切ってその工程を分けてみるのも効果的です。

「聞く時間」と「記録する時間」を明確に分けることで、失敗が減り、自信にもつながります。

▶ 実践例:

  • 色分けやリスト整理に便利なノートアプリ 
    • 会話のあと、記録の時間を数分もらう
    • 録音し、あとで聞き返してノートにまとめる

▶ 活用しやすいツールの例:

  • Google Keep:色分けやチェックリストで視覚的に整理しやすいメモアプリ
    • ボイスメモ:会話の記録と振り返りに活用できる
    • Todoist:作業の細分化・期日管理がしやすい
    • コグトレ(Cog-Tr):認知機能の向上をサポートするトレーニングツール

3.まとめ

「メモが苦手」と感じるのは、決して努力不足ではなく、脳の特性が関係していることもあります。だからこそ、自分に合った方法を見つけることが大切です。

また、職場で合理的な配慮をお願いすることも、ひとつの工夫です。

支援員や上司に相談したり、仲間とアイデアを共有したりすることも、有効な解決策のひとつです。

工夫を重ねることで、「できない」が「できるかも」に少しずつ変わっていきます。

その小さな変化が、自信につながっていきます。

「私だけじゃない」と感じられるきっかけとして、この記事が少しでも心を軽くできたなら嬉しいです(^^)

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