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【発達障害】過集中とは?ADHDの特性と事例・対策紹介

目次

1.過集中ってどんな状態のことを言うの?
 1-1.過集中
 1-2.過集中はADHDの特性のひとつ

2.過集中の対策を考えよう
 2‐1.【自分】自分で気づけるように工夫して、疲れに対処しよう!
 2‐2.【周りの人】過集中になっている人を見かけたら声をかけよう!

3.まとめ

1.過集中ってどんな状態のことを言うの?

1-1.過集中

1-1‐1.過集中とは?

過集中とは、ズバリ、「集中しすぎてしまうこと」「とんでもない集中力を発揮すること」です。

もっと具体的に言うと、
誰かに話しかけられても気が付かないくらい作業に没頭している状態のことを指します。

私は、ASD(アスペルガー症候群を含む自閉症スペクトラム障害)や
ADHD(注意欠如多動性障害)などの特性をお持ちの
発達障害がある方の就職支援をする立場にありますが、
模擬業務の訓練をおこなう中で「この人集中力がすごいな…!」と感じる人
実は「過集中状態に入っている」という場面に遭遇したことが何度もあります。

例えば、

  • データ入力作業をしはじめて30分後に進捗を聞くと返答がない
  • 作業に没頭していると電話が鳴っても気が付かない
  • 作業が進んでいる様子はあるけれど、ずっと同じ作業をおこなっている

などの様子が見られた場合、過集中状態に当てはまる可能性があります。

一定時間ずっと集中し続けることになるため、
過集中後は「虚脱」と言われる疲労が強くたまって脱力状態になる場合もあります。

1-2.過集中はADHDの特性のひとつ

過集中の原因のひとつとして、「ADHDの特性」が挙げられます。

ADHDの特性を持っている方は、
「注意力を自分でコントロールすることが難しい」特徴を持っていることが多いです。

注意力をコントロールすることが難しいということは、
「集中をしたいと思った時に集中することができない」
「集中したいと思わなくても必要以上に集中してしまう」

ということです。

ADHDの特性を持っていても、それが過集中として現れるのか、注意力散漫として現れるのかなど、
特性の出方は人それぞれ違います。

大切なのは、過集中の背景にはADHDの特性が潜んでいる可能性があると知ることです。

自分、あるいは、他者が過集中状態になっている時に、
「なんで返事をしない(できない)んだ!」
で終わるのではなく、その背景を想像することで本人も周りの人も過ごしやすくなるのではないでしょうか。

2.過集中の対策を考えよう

過集中はデメリットばかりでなく、「一度集中するとものすごいパワーを発揮する」という
メリットもあります。

ですが、過集中状態になることによってその状態から戻ってきたときに
非常に疲れを感じて何もできなくなる
ことにもなりかねません。

そのため、自分である程度の対策を持っていることが大切です。
また、過集中がある人の周りにいる方にもできることがあります。
どちらも発達障害のある方の支援をしていく中で感じた実体験を共有いたします(*^^*)

2‐1.【自分】自分で気づけるように工夫して、疲れに対処しよう!

まずは、過集中の特性を持っている方が自分でできる対策です。

「過集中」の状態も、他の特性と同じく、人それぞれ現れ方が違います。
そのため、自分の過集中状態に合った対策を取ることが大切です。

例えば、ディーキャリア府中オフィスの利用者さんの中には、
過集中状態に入ると「人の声が聞こえなくなるけれど、電話の音は聞こえる」という方がいます。

この方の場合は、
「誰かに話しかけてもらう」という対策よりも、
「電子音で気づくようにする」という対策の方が効果的
でした。

このように、自分にとって効果がある方法で対策を取ることができるとベストです!

<対策例>

  • スマホのタイマー機能を使って30分おきにアラームが鳴るようにする
  • 15分おきに休憩を入れる
  • 興味がある作業と単純作業を交互に行いスイッチを切り替える
  • 身体を使った作業もスケジュールに組み込む


2‐2.【周りの人】過集中になっている人を見かけたら声をかけよう!

過集中状態になる部下がいる、子どもが没頭しすぎている状態になることがある、
同僚がよく集中しすぎていて話が聞こえていないようだ…

こんな経験がある方は、ぜひ過集中状態にある方のサポートをおこなっていただければと思います。

そんなに難しいことではなく、
だれでも簡単にできることなのでぜひ実践してみてくださいね!

<サポート例>

  • 定期的に声かけをする
  • 業務を依頼するときに期日を明確に伝える
  • 休憩時間に入るときに音を鳴らす
  • 声をかけても聞こえていない様子があれば、
    肩をたたいたり何か物を見せたりするなどアプローチの仕方を変える
  • 過集中状態に入った場合は、集中状態から戻ったときに疲労感を確認する

3.まとめ

今回は、ADHDの特徴のひとつ「過集中」について解説していきました。

発達障害がある方が十分に能力を発揮するためには、
自分でできる対策を行うことと、周りのサポートが大切です。

今回共有した対策の中で、みなさんにマッチするものが見つかっていればとても嬉しいです。

ご質問がある方はディーキャリア府中オフィスの宗形までお問合せくださいね(*^^*)

↓↓↓↓ADHDの他の特性についてはコチラの記事で解説しています↓↓↓↓

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