発達障害|記憶力に自信がない方が取れる対策5選
<目次>
1.『目的』や『ご褒美』を設定しよう!
2.予定を忘れてしまう人はスケジュールを有効活用しよう!
3.後回しにして忘れてしまう人は理由を見つけよう!
3-1.今すぐやらないといけない理由を見つける
3-2.後回しにするときにはリマインダーを設定する
4.忘れ物が多い人はチェックリストを作り、置く場所を決めよう!
4-1.チェックリストを作る
4-2.忘れやすい物の置き場を決める
4-3.周囲に特性を伝える
5.言われたことを覚えられない人はメモを取る癖をつけよう!
6.発達障害があって記憶力に自信がない方が取れる対策5選 まとめ
この記事ではアスペルガー症候群を含むASD(自閉症スペクトラム障害)や、
ADHD(注意欠如多動性障害)、SLD(限局性学習障害)などの
発達障害があって記憶力に自信がない方に向けて、お悩み別の対策をご紹介していきます!
「物忘れがひどくて困っている…」
「どうしても忘れ物をしてしまう」
「言われたことを理解してもすぐ忘れてしまう」
など、ご自身のお困りごとに合わせて参考にしてみてくださいね(*^^*)
★発達障害と記憶力の関係性についてはコチラの記事をご覧ください!
1.『目的』や『ご褒美』を設定しよう!
発達障害がある方の場合、
作業をおこなう「意味」が分からない、やっても「ご褒美」がない、作業に興味がないという場合に、対策を取ること自体が面倒くさくなってしまう傾向があります。
そのため、これからご紹介する対応策についても、
おこなうことの「目的」や「意味」をはじめに明確にしておくことが大切です。
<対策を取ることの目的例>
・仕事で言われたことをきちんと遂行できる人になりたいから
・人との約束を必ず守れる人になりたいから
また、対策を取ることが「楽しい!」と感じられるような工夫も必要です。
<「楽しい!」と感じる工夫例>
・自分が好きな音楽をリマインダー音に設定する
・好きなデザインのカレンダーやスケジュール帳、メモ帳を使う
目的を明確にしたり工夫したりすることは、
「すぐにやめてしまう」「続かない」状況が発生する予防にもつながります!
対策を取る際には、「目的」「工夫」もセットで考えてみてくださいね(*^^*)
2.予定を忘れてしまう人はスケジュールを有効活用しよう!
予定を忘れてしまうことが多いという特徴がある方には、
『予定が決定したその場でスケジュールを記入する』方法が有効だと考えられます!
スマートフォンで管理する方法・カレンダーで管理する方法とさまざまありますが、
・スマートフォンで管理⇒リマインダー機能を合わせて使うことができる
・カレンダーで管理⇒開かなくても一目でスケジュールを把握することができる
など、それぞれメリット・デメリットがあります。
メリット・デメリットを知ったうえで、
より忘れにくさにつながるスケジュール管理方法を選択いただければと思います。
また、その場でスケジュールを入れることが定着するまでは、
周りの人に「スケジュールを入れることを忘れていたら教えてください」と
お願いすることも必要になってきます。
3.後回しにして忘れてしまう人は理由を見つけよう!
やらなければいけないことを「まあ後で良いかな」と思って後回しにしているうちに忘れてしまう…
という方にオススメな対策方法をご紹介します!
3-1.今すぐやらないといけない理由を見つける
発達障害がある方の場合、
「目的が分からないと集中できず物事が進まないこと」も少なくありません。
そのため、『後回しにしたら怒られる』『後回しにすると忘れて大変なことになる』など、
自分なりの「今すぐやる理由・目的」を見つけることが大切です。
理由を見つけることが難しい場合には、
仕事であれば指示をくれた上司に作業を行う目的を確認することをオススメします。
3-2.後回しにするときにはリマインダーを設定する
今すぐやらなくても良い、それほど優先順位が高くない作業については、
リマインダーを設定する方法が有効です。
メモでも良いのですが、
他の作業をしているうちにメモに書いたこと自体忘れてしまう可能性があるので、
音で知らせてくれるリマインダーの方がより忘れにくい方法だと考えられます。
なお、リマインダーを設定するクセがつくまでは、
指示をくれる方に「リマインダーを設定したか一言聞いてもらう」ようにお願いすることも
必要になってきます。
4.忘れ物が多い人はチェックリストを作り、置く場所を決めよう!
忘れ物が多い方に有効な対処法をご紹介します。
4-1.チェックリストを作る
例えば、家を出るときに持っていく必要があるもののチェックリストを作ります。
家を出るときに、そのチェックリストを見ながら忘れ物がないか確認していきます。
注意点として、チェックリストの確認を忘れないようにする工夫も一緒におこない、
家を出るときに毎日見る場所に置く、チェックリストをつけるリマインダーを設定する
などが挙げられます。
4-2.忘れやすい物の置き場を決める
鍵やお財布など、外出するときに必ず持っていく必要のあるものは決まっていませんか?
必ず持っていくものについては、ひとつの場所にまとめておいて、
「ある物だけ持っていけばよい環境を作ることも有効です。
職場でも、「会議で必要なもの」「外出先で使うもの」などまとめておけば、
忘れ物が少なくなる可能性があります。
4-3.周囲に特性を伝える
チェックリストを使っても、物をまとめておいても、他の方法を試してみても、
どうしても忘れ物をしてしまう!という場合には、
他者に特性を伝えて助けてもらうことも大切なスキルのひとつです。
あくまでも自分自身で工夫をしていることが前提になりますが、
「忘れ物をしやすいので気づいたら教えてほしい」とお願いすることは
悪いことではありません。
工夫をしてもどうしても忘れ物がなくならない場合には、
周囲に配慮を求めることも考えましょう。
5.言われたことを覚えられない人はメモを取る癖をつけよう!
「言われたことを覚えられない」という場合には、
メモを取る癖をつけることが有効です。
首からぶら下げられるメモ帳など、
常に持ち運びができるメモも販売されていますので、
そういったツールを上手に活用して、言われたことを確実に記憶しておけるような工夫をしましょう。
また、ワーキングメモリが少なく、
口頭指示のメモがどうしても苦手という場合には、
周囲の許可を得てボイスレコーダーを活用して言葉を記録する方法もあります。
自分の性格や特性に適した対処法で、言われたことを覚えておく工夫ができると良いと思います。
6.発達障害があって記憶力に自信がない方が取れる対策5選 まとめ
以上、発達障害があって記憶力に自信がない方に向けた対策をご紹介していきました!
1.予定を忘れてしまう⇒スケジュールの活用
2.後回しにして忘れてしまう⇒目的の設定
3.忘れ物が多い⇒チェックリストの作成・置き場を作る
4.言われたことを覚えられない⇒メモを取る癖をつける
この他にも、あなただけにマッチする認知機能や特性に合った対処法があるはずです。
ディーキャリア府中オフィスでは、
「忘れやすい」特性に対しての対策を見つけるお手伝いもしています。
ご興味がある方はぜひ一度お問合せください(*^^*)
↓↓↓↓そのほか、発達障害がある方の特性についてはコチラの記事もご覧ください!↓↓↓↓
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