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疲れやすい…はあなたのせいじゃない。働く前に整えたい“やさしい生活リズム

「頑張りたい気持ちはあるのに、体力が続かない」
「朝起きるだけでしんどい日がある」
「就労移行に行きたいけど、生活リズムに自信がない…」
こうした相談は、ディーキャリア海老名オフィスでも本当に多いです。
そして、みなさんに共通しているのは “気持ちだけで何とかしようとしてしまう” ということ。
でも、体調って気持ちだけではどうにもならないことが多いんですよね。
だからこそ、自分の生活リズムを“整える”ことが大事になります。
今回は、働く前に身につけておきたい「生活リズムの整え方」を、やさしくまとめてみました。
このコラムは2分前後でお読みいただけます。
【ディーキャリア海老名オフィス】
発達・精神障害の特性に応じたプログラムを提供する就労移行支援です。
発達障害(ADHD/注意欠如多動性障害)(ASD/自閉症スペクトラム障害)(SLD/限局性学習障害)のある方、精神障害(うつ病など)のある方が多く利用されています。
【発達障害フレンドリーサポート施設】にも認定され、専門スタッフがサポートをおこなっています。

/目次
① 「まずは“一定のリズム”をつくるだけでOK」
② 「朝ごはんは“体のスイッチON”だと思って」
③ 「日中に“ちょい運動”を入れると疲れにくくなる」
④ 「休憩は「疲れ切る前に」入れる」
⑤ 「夜の過ごし方で翌日の体調が変わる」
⑥ 「体調がゆらぐ季節(梅雨・夏・冬)は「対策ありき」で」
⑦ 「“できたことを記録する” のが一番の自信になる」
⑧ 「まとめ」
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🌞 1. 【まずは】“一定のリズム”をつくるだけでOK
生活リズムを整える、と聞くと
「毎日完璧に規則正しくしないといけないの?」
と思う方も多いですが…そんな必要はありません。
大事なのは “同じ時間に起きて、同じ時間に寝る” をできる範囲で続けること。
人の体は“リズムが決まっている”と安心し、勝手に整おうとします。
逆に、夜更かし→昼まで寝る → 眠くない → さらに夜更かし…のループに入ると、体調が落ちてしまいがち。
まずは 起きる時間だけ固定 でもOK。
「7時に起きる」「アラームは2回まで」など、できる範囲から始めましょう。この時に注意するのは7時に起きる予定で5時に目が覚めても布団から出ないで、布団の中で目をつむって7時まで待つことです。睡眠には勝てませんが、目をつむって横になっているだけでも少しずつ体力が充電されます
「 🍚 2. 朝ごはんは“体のスイッチON”だと思って」
「食べる気がしない」
「朝は忙しい」
そんな声もよく聞きます。
でも、朝ごはんは体のエンジンをかける大事なスイッチ。
実は、糖質(ごはん・パン)を入れることで
脳が動き始めて、体温も上がります。
がっつり食べなくてOK。
ヨーグルト・バナナ・おにぎり1個などでも充分です。
ポイントは “食べる習慣” をつけておくこと。
働き始めると朝から脳がフル稼働するので、事前に慣れておくと本当にラクになります。
🚶♂️ 3. 日中に“ちょい運動”を入れると疲れにくくなる
運動というと
「30分歩かないといけない?」
「ジムに行かないとダメ?」
と難しく考えがちですが、そんな必要はありません。
おすすめは “1分〜3分だけ体を動かす” ミニ運動。
・肩回し
・首伸ばし
・背伸び
・ベランダまで歩く
・階段を1フロアだけ上がる
これくらいの軽い動きでも、
血流がよくなって頭がスッキリしたり、疲れにくくなったりします。
ディーキャリア海老名オフィスの訓練でも、
途中で少し体を動かすと集中力が戻りやすいんですよね。
💤 4. 休憩は「疲れ切る前に」入れる
疲れやすい人ほど、
「もう限界…」となるまで頑張ってしまう傾向があります。
でも、疲れてから休むより、
疲れる前に休んだ方が回復は早い んです。
おすすめは ポモドーロ式:
・25分集中
・5分休憩
これを繰り返す方法。
スマホのタイマーでできますし、
自分のペースに合わせて「15分集中+5分休憩」などにしてもOK。
“休むことも仕事の一部” と考えてみてくださいね。
🌙 5. 夜の過ごし方で翌日の体調が変わる
ついつい夜にスマホを見続けてしまう人、多いですよね。
実はブルーライトが脳を刺激して、入眠の質を下げてしまいます。
おすすめは
・寝る30〜60分前はスマホをいじらない
・部屋の照明を少し暗くする
・お風呂は寝る1〜2時間前に入る
・白湯を飲んで体を温める
といった、簡単な「ゆるいルール」をつくること。
完璧でなくても、“できる日を増やす” だけで翌日の体調がぜんぜん違います。
☔ 6. 体調がゆらぐ季節(梅雨・夏・冬)は「対策ありき」が普通
ディーキャリア海老名オフィスでもよく出る話ですが、
発達特性のある方は季節変動の影響を受けやすいです。
・梅雨だる
・低気圧で頭痛
・夏の疲労
・冬の眠気
これらは「根性でどうにかする」ものではありません。
・こまめな水分補給
・気圧アプリで予測
・小さいカイロ
・軽いストレッチ
など、季節ごとにちょっとした対策を準備しておくだけでも、
だいぶ楽に過ごせます。
💡 7. “できたことを記録する” のが一番の自信になる
生活リズムは、目に見えづらい変化だからこそ、
小さな達成を記録するのが効果的です。
・「今日は7時に起きられた」
・「朝ごはん食べた」
・「5分散歩した」
など、小さなことでOK。
できたことを“見える化”すると、
「自分でも続けられるんだ」という自信につながります。
これは、就労に向けた大きなステップになります。
🌈 まとめ:生活リズムは“自分の味方を増やす”イメージで
働くための体力づくりは、
「自分を変える」ではなく
「自分がラクに過ごせる工夫を増やしていく」 という感覚が大事です。
無理をする必要はありません。
まずは一つだけ、できそうなものを選んでやってみる。
それが積み重なっていくと、確実に体は応えてくれます。
ディーキャリア海老名オフィスでは、生活リズムの整え方も一緒に相談できますので、
「疲れやすい」「最近しんどい」と感じている方は、ぜひ気軽に声をかけてくださいね。
【執筆者】TS
ディーキャリア海老名オフィス
【監修者】
井上 高宏
ディーキャリア海老名オフィス
サービス管理責任者/精神保健福祉士
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