【プレスリリース】リアルな仕事体験を通じて、働くことが楽しくなる就労活動を支援
「ディーキャリアワーク 浦和スタジオ」を6月1日に開所

～　障害のある方に向けた自立訓練（生活訓練）と
就労移行支援の多機能型事業所を初開所　～

「凸凹が活きる社会を創る。」をビジョンに掲げ、児童発達支援や放課後等デイサービス、自立訓練(生活訓練)、就労移行支援などを通じて、凸凹がある方の特性に応じたカリキュラムを提供するハッピーテラス株式会社（東京都港区・代表取締役 上岳史、以下「当社」）は、自立訓練（生活訓練）と就労移行支援の機能をあわせ持つ新しいスタイルの体験型事業所『ディーキャリアワーク』を、2021年6月1日（火）埼玉県さいたま市浦和区に初開所いたします。

サービス立ち上げの背景

近年労働人口は年々減少し、人材の確保・定着や、生産性向上に向けた取り組みは、企業にとって重要な課題であり、障害者を重要な戦力として捉え、積極的に雇用したいという企業は多く存在します。その一方で、障害を持つ当事者は、低賃金や就職しても定着率が低い傾向があることや、とくに「軽度知的障害」や「発達障害グレーゾーン」に該当する方は社会的支援や周りからの理解を得づらいなどの理由から、生活困窮者となるケースも少なくありません。
このような課題を解決するために、『ディーキャリアワーク』では、働くことに楽しさを見出す「リアルな仕事体験」と、就職後の定着率向上に向けた「働くためのプログラム」とのトレーニングサイクルによって、実践的な職場スキルの習得を支援します。

『ディーキャリアワーク』とは？

当社は既存事業として、障害のある方が就職活動や就業後に働き続けるためのプログラムを提供する就労移行支援「ディーキャリア」と、職業生活に入る前の段階で自立した日常生活を送ることを目指すためのプログラムを提供する自立訓練（生活訓練）「ディーカレッジ」を、全国で展開してまいりました。
利用者の方一人ひとりの特性に応じたプログラムを提供する中で、就労移行支援「ディーキャリア」は事務系の業務や座学が中心となることや、自立訓練（生活訓練）「ディーカレッジ」では、一般就労まで距離があり就業率が低いことが課題となる事業所もありました。
今回スタートする多機能型事業『ディーキャリアワーク』は、より実践的な作業訓練を行うことで、より利用者の方の幅広いニーズにお応えし、障害のある方の就業者数・定着率の向上につなげます。

今後の展開

今後は、全国展開を行う大手小売店舗や運送会社、食品メーカーなどと連携し、“はたらくことの楽しさ“を体感しながら、実践的なスキルを身につけることができる仕事体験プログラムの開発に取り組む予定です。
また、各地域に根付いた全国のフランチャイズパートナーと連携して事業を拡大し、 “凸凹が活きる社会を創る。”というビジョンのもと、障害をもつ方が地域で自立して豊かに過ごすことができる社会の実現に向けて、事業を推進してまいります。