「報告・連絡・相談」ができずに、⼤きな失敗を繰り返し、毎⽇のように上司に叱責され、鬱病を患ってしまいました。
鬱病の治療のため、メンタルクリニックに⾏った際にADHDが発覚し、⾃分の社会⼈⼈⽣はここで終わるのではないかと⼤きな不安を抱えていました。
鬱病の治療のため、メンタルクリニックに⾏った際にADHDが発覚し、⾃分の社会⼈⼈⽣はここで終わるのではないかと⼤きな不安を抱えていました。
障害による特徴
- コミュニケーションが苦手であり、とくに人に声をかけるタイミングが計りづらく、「報告連絡相談」ができないことがある
- 注意力が散漫になることがある
模擬ワーク(事業所をオフィスに見立てた職業体験プログラム)を通じ、どのようなときにミスがでてしまうのかを検証し、⾃分の障害特性についての理解を深め、⾃⼰対処⽅法を習得しました。
短期で就職する必要があったのですが、希望通りの3か⽉半で無事内定を獲得することができました。
短期で就職する必要があったのですが、希望通りの3か⽉半で無事内定を獲得することができました。
就職先での配慮事項
- 日々の業務上におけるコミュニケーション(報告連絡相談)は、基本的には社内チャットツールにて対応
- 集中力が切れたように見受けられた際には、小休憩をとるように促す
大学3年生から、極端に落ち込んで泣いてしまったり、人と会うことへの恐れがあったり、自己卑下が強ったりするなどの精神面の不安定さが見られはじめました。大学4年生になり就職活動が始まったことで、更に悪化して生活面にまで支障が出るようになりました。心療内科にかかったところ「うつ病」の診断を受け、投薬と問診を1年程度続けました。大学の卒業とともに実家に戻ることにしましたが、強い劣等感と不安を抱えながら引きこもり生活を送っていました。
障害による特徴
- 耳から入る情報(口頭指示)の処理が難しいことがある
- 社交面での不安や緊張がある、とくに強い口調での指示や人前で話すことに対する不安が強い
- 初めて取り組む作業の理解に時間がかかることがある
利用前に3年間引きこもり生活をしていたこともあり、「自分を変えたい、でも怖い」という葛藤がありました。しかし、スモールステップで訓練に挑んだことで、体調や心の安定を図るセルフケア方法や「自分を受け入れ、人と比べない」考え方などを自分のペースで身につけることができました。
週3日午前のみの利用からスタート、段階的に利用日数・時間を増やし、8か月目には週5日終日通所できるように。自分の強み弱みの理解と対策、ワークスキル(PCスキル・ビジネスマナー・報連相などの業務コミュニケーション等)を習得し、就労準備性が高まったことで自分に自信を持てるようになりました。
セルフケアと特性対策を積極的に学んだことで、心身ともに安定し、充実した日々を送れるようになりました。
週3日午前のみの利用からスタート、段階的に利用日数・時間を増やし、8か月目には週5日終日通所できるように。自分の強み弱みの理解と対策、ワークスキル(PCスキル・ビジネスマナー・報連相などの業務コミュニケーション等)を習得し、就労準備性が高まったことで自分に自信を持てるようになりました。
セルフケアと特性対策を積極的に学んだことで、心身ともに安定し、充実した日々を送れるようになりました。
就職先での配慮事項
- 手順が多い作業は書面で指示をおこなう、業務内容の確認の時間を設ける
- 指示命令系統の一本化(決まった上司から業務指示をおこなう)
- 過度な不安・緊張に陥った際には別室で休憩をすることを許可する