【訓練生ブログ】ライフスキルコースの重要性

皆さん、こんにちは。

ディーキャリア豊橋オフィスの訓練生です。

今回は訓練生の私が「大事だ」と考えるようになった

ディーキャリアのカリキュラムについて紹介します。

ディーキャリアを利用して社会復帰を目指す際のイメージに役立てていただければ幸いです。

まず、ディーキャリアのカリキュラムを大雑把に紹介します。

ディーキャリアのカリキュラムは大きく３つの段階に分けられます。

１つ目は「ライフスキルコース」で、自分の特性の理解し、

自身をケアできるようにすることを目標とするものです。

２つ目が「ワークスキルコース」で、特性を理解し、特性と付き合いながら、

仕事をするために必要な基本的スキルを身に着けることを目標とするものです。

３つ目が「リクルートコース」で、これまで身に着けた能力を社会で活かしていくべく、

就職活動を通じて社会復帰することを目標とするものです。

ディーキャリア豊橋オフィスは就労移行支援事業所の一つです。

そして、「就労移行」という言葉からディーキャリアでは

リクルートコースやワークスキルコースの方を重視しているようにみえるかもしれません。

しかし、ディーキャリア豊橋オフィスでは、

訓練生のペースにあわせてカリキュラムを進めており、

スタッフが訓練生たちの成長を優しく見守っています。

つまり、訓練生の自分自身の特性の理解・セルフケアなどを重視しており、

その意味で、ライフスキルコースを重視していると言えます。

また、ディーキャリア豊橋オフィスに通い始めた頃、

私は「早くワークスキルコース・リクルートコースに進んで社会復帰しなければならない」

とあせっていました。

しかし、私がライフスキルコースで受けた訓練は極めて貴重でした。

安易にワークスキルコースへの移行を急いで、ライフスキルコースをおろそかにしていたら、

早期に社会復帰したとしても安定的・長期的な就労は難しいのではないか、と思っています。

現時点では、私は「ライフスキルコース」が最も重要であると感じております。

では、私にこのような心境の変化が起きた理由はなんだったのか。

それは、私自身が「仕事をしていく上でより重要になるのは、

業務を遂行するための個々の技術ではなく、自分自身の健康や生活態度にある」

と考えるようになったからです。

つまり、これまでの私は「仕事と生活は別物」と考えていました。

しかし、訓練を通じて、私は「仕事は生活の延長線上にある」と考えるようになっています。

その結果、健康や生活態度の重要性を意識し、自分自身を合理的にケアするようになりました。

私がこのように考えるきっかけを与えてくれたのがライフスキルコースのさまざまなカリキュラムであり、

ディーキャリア豊橋オフィスのスタッフのみなさんでした。

一般論として、特性をお持ちの方々は通常の人たちよりも

自分自身の理解のために多くのリソースが必要になると考えられます。

その観点から考えた場合、ディーキャリアのカリキュラムを用いて

自分自身を理解するということは非常に有意義であると言えます。

このことは、就職によって社会復帰し、その就労状態を安定させるために

不可欠であることは当然ですが、自身がより幸せになるという観点からも有用ではないか

と考えております。

以上、私の経験を通じて、

ディーキャリアのライフスキルコースの重要性について紹介いたしました。

特性を持たれている方が社会復帰のロードマップを考える際の参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました！

次回の更新をお楽しみに。