腸と脳は一心同体
皆さんこんにちは。
ディーキャリア豊橋オフィスです。
心の状態が身体にも影響を与えるということは認知度の高い話だと思いますが、
身体の問題が心に影響することは知っていますか?
実はうつも体の不調が原因になっていることが多く、腸内環境が少なからず関係しています。
腸管神経という言葉は聞いたことがありますか?
腸には約2億個の神経細胞が存在し、その数は脳に次ぎます。
腸は脳からの指令を受けなくても機能できる独自の神経回路をもち、
腸の機能の維持に欠かせない腸管の運動や分泌、血流を制御していることから
「第二の脳」とも呼ばれています。
そして脳と腸は相互に関係しあっています。
緊張するとお腹が痛くなるという経験がある人も多いと思います。
脳がストレスを感じると腸に異変が起きるということの反対で、腸に不具合があると、
脳へ伝えられ、そこから体のあらゆる場所に影響を及ぼす恐れもあります。
うつに悩む人の中に便秘や下痢の人が多いというデータもあります。
実際に精神疾患がある人は、ない人に比べて大腸に病気があるわけではないのに腹痛や便秘、
下痢などが続くIBS(過敏性腸症候群)を発症している割合が高いことがわかっています。
精神疾患がない人のIBSの発症率は約1割、うつ病の人は約3割だそうです。
また、発達障害のひとつであるASD(自閉症スペクトラム障害)と
腸内細菌の関係も世界で注目されているそうです。
自閉症児の腸内細菌は非常に多様性が低く、腸がもろい傾向にあること、
胃腸障害があるほどよりASD症状が重たいことがわかってきています。
つまりは腸のバランスが精神状態やASDの症状に大きく影響している可能性があります。
そんな大事な腸の調子を整えるには…
・善玉菌が含まれているものを食べる
善玉菌は、腸を良好な状態に保ち、悪玉菌の増殖を抑制します。
また、食べ物の消化吸収を助けたり、体の免疫力を高めて、健康維持の役割を持っています。
善玉菌の代表は乳酸菌やビフィズス菌があります。
食べ物の例)ヨーグルト、納豆、キムチ、みそ、チーズ
・食物繊維を摂取する
食物繊維は善玉菌の餌となり、腸内で菌数を増やす助けになります。
食物繊維には水に溶ける「水溶性」と水に溶けない「不溶性」があり、
どちらも便秘改善など腸に効果があります。
便を柔らかくしたい場合は水溶性便の量を増やすことで
腸を動かしたい場合は不溶性が効果的です。
善玉菌の増殖に特に効果的なのは、水溶性の食物繊維です。
腸を健康にすることで、脳に良い信号を送り、心も元気にしていきましょう♪
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回の更新もお楽しみに♪
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