発達障害 障害者手帳取得する?しない?
皆様こんにちは。ディーキャリア大分オフィスです。
今日は「障害者手帳を取得するのか、しないのか?」についてです。
ディーキャリア大分オフィスを利用中、手帳を取得した人・しなかった人
それぞれの事例も踏まえてお伝えしたいと思います。

目次
- 障害者手帳とは?
- 手帳を取るメリット・デメリット~事例~
- 手帳を取るために必要な手続き
障害者手帳とは・・・?
まず障害者手帳の種類と内容について、共有していきましょう。
障害者手帳は「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」
と3種類あり、それぞれの障害の分類によって分かれています。
詳しくは下記の厚生労働省のHPを確認してみてください。
手帳を取るメリット・デメリット~訓練生の事例~
続いてディーキャリア大分オフィスの事例をご紹介します。
①手帳を途中で取得された卒業生Aさん
職場を転々をされていますが、長年事務系の一般雇用枠で勤務をされていたAさん。
「仕事が続かないこと」が悩みで、「もう仕事はできないのでは」と不安を抱えていました。
仕事が続かない原因は「不安を感じ始めると、職場に行けなくなる」ことが原因でした。
10ヶ月訓練ののち、いよいよ就職先を決める段階で、
「企業にも特性を理解してもらい、長く安定して働きたい」
「障害者雇用枠で働き、就職後もサポートをしてほしい」という方向性になり、
精神障害者保健福祉手帳を申請し取得。
就職後しばらくしてご本人から「手帳を取得し障害者雇用枠で働くか、今まで通り一般枠で
働くか悩んだけれど、この働き方が私には合っていたと思う」と言われていました。
現在も採用された企業で、安定し勤務しています。
②手帳を取得しなかったBさん
もう1人、今度は手帳を取得しなかった事例についてご紹介します。
Bさんは、一般雇用枠で勤務をされていましたが、職種・職場に適応できず退職。
訓練を受け、就労の課題や対策、自己理解を深めていかれました。
そんな中、もともと興味があった職種に実習にいくこととなりました。
実習前は手帳の取得について検討していたのですが、
実習を通してご自分の事を職場内で理解してもらえ、そのまま就職。
一般雇用枠で勤務することとなり、手帳は取得しないまま卒業されました。
Bさんも現在も元気に勤務継続されています。
このようの手帳のある・なしが1番大きく関わるのは、
就職の時の働き方を選ぶ時でしょうか?
手帳がある→障害者雇用枠の求人に応募できる→配慮や就職後のサポートが受けやすい
しかし、Bさんのように、”職場内での理解を得るために自発的に動ける”という方や、
”自分である程度対処できる”という方は、一般雇用枠でも問題ないのかもしれません。
その他に、手帳を取得するメリットとして・・
税的な支援や、割引サービスなどを受けることもできます。
逆にデメリットは、あまりないように思われます。
手帳を持っている事が外部にばれる事も基本的にはありませんし、
不要であれば手帳を返却することも可能です。
・手帳を取得するための必要な手続き
障害者手帳を交付するのは県ですが、申請は市の障害福祉課の窓口で行います。
①まずは窓口に行き、申請についての相談をする(必要な書類を聞く)
②医師の診断書をもらう
③必要書類を窓口に提出する(診断書・マイナンバー・写真など)
その後、審査があり約2ヶ月程度で交付となります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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