「大人の発達障害」診断は受けた方がいい?
~一人で悩まず、発達障害者支援の専門家と話してみませんか~
大人の発達障害の診断に関して、さまざまな体験談がネット上にありますよね。例えば「福祉サービスが受けられるし得」「障害者雇用枠で就職できたりもする」「自分のことが脳の病気だと分かって安心した」「周りの人に伝えて働きやすくなった」など、情報としていろいろなサイトに掲載されていますよね。
どれも体験談ではありますが ”本当にそうなのかな”と思ったり、”発達障害者って診断されたら、就職や仕事はどうなるの?”と不安になったり、”精神病院・・・心療内科・・・、行きにくいな”という考えや感じ方をしてしまう方もいらっしゃるかと思います。検査もいろいろ調べたけれど、過去のことを聞かれるのは、ちょっと・・・”など、いざ自分のこととなると、診断への一歩(受診)に、ためらいや大きな不安を感じるのは当然のことだと思います。受診も診断のための検査を受けることも勇気がいることですよね。
ネットで調べ履歴を消して、また調べてを繰り返す 日々を送っていて、もしここにたどり着いた方がいらしたら お一人で悩まずに話してみませんか? 例えば 「発達障害の診断を受けたら就職や仕事はどうなるの?」・・・ 不安や疑問がたくさんあるのではないかと思います。「発達障害大人 診断どうする?」のワードを検索しただけで、約1,820,000件ヒットします。 1,820,000件の中から、納得できる情報を見つけることは難しいのではないでしょうか。 ご自身と似ている状況で発達障害ではなかったという記事を見つけて安心したり、 逆の記事を読んで発達障害なのかなと不安になったり 、一喜一憂することもあるかもしれません。 ここには”自立した生活を送りたい”、そのために”仕事がしたい” という発達障害のある方の支援を日々おこなっています。 「あなたにとって」1番よい方法を選べるように サポートできるノウハウがあります。 一度、検索するように気軽にのぞいてみませんか? あなたにとっての答えが見つかるかもしれません。
ディーキャリア大分オフィス スタッフです。 お待ちしています。
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それでは最後に診断を受ける最大のメリットを(発達障害者の)就労移行支援者として、また看護師の立場から 一言お伝えして終わりたいと思います。 それは診断を(できるだけ早い段階で)受けることは 「二次障害予防ができる」メリットがあるということです。 この「二次障害予防ができる、二次障害予防のための対策がうてること」、 これは就職や就労定着の面からみても、生活の質や健康維持の観点から考えても最大のメリットだと思います。 どのような疾患にも二次障害があり、この二次障害が心身の健康に与える影響はとても大きいです。 (糖尿病を例に挙げて説明すると、糖尿病の二次障害である心筋梗塞などの血管系の病気や腎臓病の発症や悪化は、一度発症してしまうととても厄介で治癒も予後も困難な状態になることも否めません。) 発達障害にも二次障害があります。 躁うつ病や適応障害、心身症や依存症、強迫性障害などなど。 (大分オフィスブログ「発達障がいの二次障害予防と対策」に詳しく挙げていますので、よかったらご確認ください。)しかし二次障害は予防することができます。「基礎疾患の自覚があれば」さらに効果的な予防対策がおこなえます。 発達障害の診断を受け、事前に予防対策として、ストレスの対処法を知り 実践したり環境を整えたりすることで予防ができるのです。 なので最大のメリットはこの「二次障害発症の予防対策がおこなえること」。このひとつだけでも、充分に診断を受ける意味はあると思います。
では、今回のブログ内容をまとめていきます。 ①ネットなどで得た情報だけで判断するのは難しい。 ②ご自身にとっての決断(診断を受けるかどうか)は、正確な情報を提供できる人と、ゆっくり話しをすることで考えていくことが望ましい。(ご自身で納得されることが大切) ③発達障害の診断(グレーゾーン判断含む)は二次障害予防の最大のメリット。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(*‘∀‘)
文責:秋元美智子(看護師、児童発達支援士、SSTスペシャリスト) 監修:佐藤 あみ(社会福祉士、行動心理士)
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