「ありがとう」と「すみません」
こんにちは。
ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスです。
皆さんは、日々心掛けている事はありますか?
私はあります。
それは「些細な場面であっても、相手が自分のために何か行動してくれたのなら感謝の言葉を伝える」というものです。
「意識しなくてもできるよ。そんな簡単な事。」と思う方もたくさんいるでしょう。
しかし、これが意外と難しいものだったりします。
私も以前は「当たり前のこと、意識しなくてもできる」と思っていたのですが…
これに気づいたのはあるできごとがきっかけでした。
以前働いていた職場で、
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同僚「この処理の仕方間違っていたので、代わりにやっておきましたよ。」
「そこ、掃除したほうがいいですよ。」
私「 」
同僚「(無言で、作業を進める)」
私「 」
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面倒見の良い同僚は、私が気付いていないミスに気付いて声をかけてくれたり、背中で語りながら仕事を見せてくれたり…どの行動も【 私のため 】を思ってしてくださっていました。
しかし、私はその返事として「ありがとうございます」とは伝えておらず、全て「すみません」と伝えていたのです。私としては「私のために迷惑をかけて申し訳ない」という気持ちからの言葉でした。
ところが、同僚はそのたび眉をひそめて、首をかしげるばかりで何か間違ったことを言ったかな?尋ねてみても「気にしないで」との返事。私も首をかしげる日々でした。
そんなある日、たまたま駅のホームでスマホを椅子に置いたまま、去っていこうとする初老のご婦人に遭遇しました。
おせっかいかなと思いつつ「スマホ忘れてますよ。」と声をかけると「あら。」と言いながらスマホを拾われ、顔を上げ…ホッとひと安心している私と目を合わせ、にっこり笑って、ひと言「ありがとうございます」と言って去っていきました。
たったそれだけのできごとなのですが、私には「あっ!」と目から鱗でした。とても清々しい気持ちになったと同時に、自分だったら「すみません」と口にしていただろうと気づいたからです。
同僚に対して、早速実践すると、眉をひそめてばかりの同僚が、にっこり笑って「どういたしまして。」と。
お礼を求めて何かをするわけではないですが、「すみません」と言われるより「ありがとう」と言われた方が気持ちが良いように思います。
自身を振り返るきっかけはさまざま々ありますが…「当たり前」と思っていると、意外と気づかない何気ない【 言葉・行動・くせ 】など…
しかし、コミュニケーションにおいて意外と侮れません。
周りを見渡してみると、驚くほどに溢れていた「すみません」、驚くほどに少なかった「ありがとう」
ちょっとしたことでも意識して行動するだけで、全く違う結果になることもあります。
「すみません」が口癖の方は、あえて「ありがとうございます」と意識して言ってみてから、自分の考えや気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?
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