ライフスキルコース【セルフケア①】
こんにちは。
ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスです。
今回はライフスキルコースのカリキュラムの一つの「セルフケア」についてご紹介したいと思います。
◆ セルフケアとは
仕事で本来の力を発揮するために、自発的に必要な対処をすることを「セルフケア」と言います。
自身の状態を正確に把握することができるのは、自分以外にはいないので、自分自身がセルフケアできるようにすることが必要です。
自身が持っている力を発揮するために職場での理解や協力は「合理的配慮」と言われ、事業主は雇用する障害を抱えた方に対して「合理的配慮」の提供が義務付けられています。
また、『 就職 = 働く 』ということであり、会社の業務に携わることで価値貢献をし、『 対価 = 給料 』を得るということです。こうした働く上での意識が身に付いていないまま、自身が求める「合理的配慮」の要求が先行すると、場合によっては過剰な配慮に繋がり、働く意思や成長意欲を損なうことにも繋がるため、注意が必要です。
◆ 発達障害の特性から考えるセルフケアの必要性
例えば、自閉症スペクトラム障害(ASD)のある方の場合、感覚花瓶や易疲労性(疲れやすさ)によって、日常生活や仕事への影響が出る場合が多くあります。これは自閉症スペクトラム障害の特性上、セルフコントロールやセルフモニタリングの難しさがあることと関係していると言われています。また、感覚過敏に対して以下の要因が考えられます。
- 「周囲の刺激に対して常に緊張感が持ってしまう状態が続いてしまう」
- 「自分自身の疲労状態を認識しにくく、気づいたら疲れ果てて動けなくなっている」
- 「協調運動が苦手で、姿勢保持が難しい」
こうした過敏性や易疲労性は、働くことに大きな影響を与え、有効な対処ができれば安定した勤怠や就労の継続に繋げることができます。具体的にセルフケアを身に付けることで、次の3つの対処ができるようになります。
- 自分で、今の自分の心身の状態が分かる
- 自分で、その時々に必要な対処をおこなうことができる
- 上司や同僚に自身の障害について理解してもらい、自ら協力を依頼することができる
次回はセルフケアのポイントについて、少し詳しくご紹介したいと思います。
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