2022年08月08日

実際に仕事をしてみて合うかどうかを見極める

こんにちは。

ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスです。

先日職場実習の同行で企業へおじゃましてきました。

職場実習とは

職場実習とは実際の職場で働かせてもらい「環境」「人」「仕事内容」が合っているか、長く続けていけそうかを試したり、利用者の方がその職種にあっているかどうかを試す「お仕事体験」です。

どこの企業でも受け入れてくれるわけでは無いので興味を持った企業があれば企業の担当の方に直接交渉をおこないます。

基本的に就労移行支援事業所に通っている間は収入を得る事ができない為、報酬は勿論貰わない状態での職場体験となります。

「ただ働き？」「そんなの誰が行きたがるの？」と思われる方も居るかもしれませんが、利用されている方の９割５分以上の方は実習に行く事に対して前向きです。

発達障害を持たれている方だけに限った事ではございませんが特に新しい環境や人に不安を持つ方が多い傾向にあります。

就職をすると就労移行支援からは退所しなければなりません。就職する前にその職場でやっていけるのかどうかを試せると言う事は不安を払しょくできるという事に繋がります。

「就職する事が目的ではない」でお伝えしましたがディーキャリアITエキスパート京橋オフィスでは職場で安定して働き続ける事には大きくこだわっています。そのためにも積極的に実習への参加を行っています。

どれくらいの期間行くの？

いちばん多いパターンは月曜日から金曜日の５日間が多くなっていますが時と場合によって２週間や１か月近く行く事もあります。

２週間行く方の目的としては体力的に大丈夫かどうかの不安がある方が土曜日と日曜日の休みで疲労を取る事ができるのかどうかを試してみたいという方がおられます。

またさらに体力に大きな不安がある方の事例として木曜日と金曜日の２日間働いた後に土曜日と日曜日の休みをはさんで、月曜日から水曜日までの３日間を行う場合もあります。

どのような人が対象？

勿論なのですが事業所に通われている利用者の方々にはなりますが、その中でもある程度通所が安定しており外部にでても大丈夫な方が対象となります。

個人ではなかなか職場実習の受け入れをしてもらえない？

個人ではなかなか受け入れてもらえない事が現状です。理由として１つは、何かあった時に何処に頼れば良いのか企業の方が困ってしまうから。

２つ目の理由としては怪我等をした時に誰が責任を取るのかといった問題です。就職していれば労災などで賄われたりするのですが就職をしていない状態で仕事をするので、それにはあたりません。そういった時の為にディーキャリアでは職場実習中の事故などに対応できる保険に加入しています。何かあればその保険を使用する事となります。