「聞こえる」と「聞き取る」は違う
発達障害の特性で、耳からの情報処理が苦手と言う方が多くいらっしゃいます。
普段、たくさんの音を聞きながら生活をしています。例えば、風の吹く音や草木のざわめき、自動車の行き交う音、自分や誰かの歩く靴音、立ち話をしている人の声…。静かに思える、室内でもエアコンや冷蔵庫の音、時計の秒針が進む音、新聞をめくる音など、日常生活はたくさんの音で溢れています。
それらの音をすべてを同じ音で受け取っていたら、聞き取れなくなってしまいますが、私たちは無意識に、音を聞き分けて、その中から意識的に聞き取りたい音だけを聞き取っています。
つまり、「聞こえる」と「聞き取る」のとは、別次元のことなのです。
音を聞くと、耳が音を聴覚情報として捉え、それを聴覚を受け持つ神経が脳へと運び、大脳がインプットされた情報を仕分けして理解し、認知することで「聴く」ことが成立します。
耳で音を聞く
↓
聴覚情報として脳へ
↓
脳が情報を認知
↓
聴くが成立(聞き取る)
もう少し細かく言えば、環境音も機械音も、楽器の音も、人の声も、耳に入ってきた時点では、すべて、物理的には音と言う、同じ聴覚的な情報でしかありません。その聴覚情報を脳が受け取って、初めて音になり、さらに高度な処理をすることで、エンジン音や音楽、言葉と言う具合に区別されて認知されるのです。
聴覚からの情報をうまく処理できずに、指示の理解ができないことがあるのは、この脳の処理がうまくできていない要因もある可能性があります。
聴覚情報処理障害(APD)を知ろう。
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹
就労移行支援事業所【ディーキャリア枚方駅前オフィス】
ディーキャリア枚方駅前オフィスでは
国家資格キャリアコンサルタントによる
〒573-0027
大阪府枚方市大垣内町2-10-4 宮村第3ビル4階
京阪本線 「枚方市駅」南口より徒歩5分
TEL:フリーダイヤル 0120-384-139
(代表:072−807−8277)
受付時間: 平日10:00~18:00の間
E-mail:hirakata-ekimae@dd-career.com
枚方駅前オフィスのブログ一覧
オフィス情報
枚方駅前オフィス
- アクセス
- 京阪本線 「枚方市駅」南口より徒歩5分
- 電話番号
- 072-807-8277