相談結果が希望と違ったときにできること
相談の結果が希望どおりでなく、「話さなければよかった」と感じることはありませんか?

相談は、要望を通すか断られるかの二択ではありません。仕事上の困りごとを共有し、相手の事情も確認しながら、続けやすい方法を探すためのやり取りです。結果だけでなく、理由と次の選択肢まで確認すると、その後の行動を決めやすくなります。
何を解決したい相談だったか確認する
最初に、希望した方法と相談の目的を分けます。例えば「締切を延ばしてほしい」という希望の背景には、作業量が想定より多い、確認工程に時間が必要、別の業務と期限が重なっているなどの事情があります。
希望案が難しいと言われた場合は、「なぜ難しいのか」「どこまでなら調整できるのか」を確認します。締切自体は変えられなくても、優先順位を決め直す、一部を分担する、途中経過を先に共有するなど、目的に近づく別案が見つかることがあります。
事実・影響・希望で伝える
相談内容は、次の三つに分けると整理しやすくなります。
- 事実:いつ、どの仕事で、何が起きているか
- 影響:品質、期限、体調などにどう影響するか
- 希望:どのような方法を試したいか
「忙しくて無理です」だけでなく、「二つの作業の期限が重なっている」「確認時間が不足する可能性がある」「優先順位を相談したい」と具体化します。感情を否定する必要はありませんが、相手が一緒に検討できる材料を示すことが大切です。
相談中に希望と違う答えが返ったとき、すぐに別案を決められないこともあります。その場合は、理由と条件をメモし、「一度整理してから改めて相談してもよいですか」と伝えます。相談後には、伝えられた点、聞きそびれた点、試すこと、次に確認する時期を振り返ります。
職場を想定した練習につなげる
ディーキャリア平井オフィスの模擬職場では、スタッフを上司などに見立て、指示や期限の確認、質問、進捗報告、困ったときの相談を練習します。実際に近いやり取りの中で、どの時点で相談するか、要点をどうまとめるか、回答を受けてどう動くかを振り返れます。
ライフスキルコースでは、アサーティブコミュニケーションの考え方も扱います。自分の希望だけを押し通すのでも、相手に合わせて我慢するのでもなく、双方を尊重した伝え方を考えます。
相談の結果が希望と違ったときの受け止め方や、次の伝え方を練習したい方は、ディーキャリア平井オフィスへお問い合わせください。見学・相談では、職場での相談を想定した訓練について確認できます。


