「コントロールフォーカス」を学びました!
ディーキャリア平井オフィスでは、発達障害や精神障害のある方が働く力を身につけるために、さまざまなプログラムを実施しています。今回はライフスキルコースの一環としておこなわれた「コントロールフォーカス」のグループディスカッションをご紹介します。
コントロールフォーカスとは?
「コントロールフォーカス」は、自分でコントロールできる問題と、コントロールできない問題を整理し、適切に対応する力を養うトレーニングです。就労を目指すうえで、課題や悩みに直面した際に「自分で解決できること」「他者や環境に委ねること」を見極める力はとても重要です。
今回のライフスキルコースでは、グループディスカッション形式で、自分の身の回りにある課題を「コントロールできる」「できない」に分けて考えました。実際に声に出して意見を交換することで、「自分の問題」とは何かを客観的に見つめ直すきっかけになりました。
取り組みの目的
このプログラムの目的は、「自分の問題」を正しく理解し、行動に活かすことです。就職活動や職場でのコミュニケーションでは、ストレスや不安を抱える場面もあります。そんなときに、コントロール可能な部分に意識を向けることで、冷静な対応や前向きな行動がしやすくなります。
グループディスカッションの効果
グループでおこなうことで、自分では気づかなかった視点を得られるのも大きなポイントです。ほかの人の考え方を聞くことで、「こんな見方もあるんだ」と新たな発見があり、物事のとらえ方が広がります。こうした経験は、今後の就労移行支援の訓練や実際の職場でも役立ちます。
ライフスキルコース
ライフスキルコースでは、今回の「コントロールフォーカス」のように、日常生活や職場で役立つ考え方やスキルを身につけることを目指しています。単なる知識の習得ではなく、「実践の中で身につける」ことを重視しているのが特徴です。 ディーキャリア平井オフィスでは、発達障害や精神障害のある方が安心して就労を目指せるよう、一人ひとりに合わせた支援をおこなっています。


