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暑い日と肌寒い日が交互で、服選びだけで疲れるあなたへ|橋本の就労移行支援でできること

服装選びのヒントとして、天候、服装見本の画像

朝、クローゼットの前で手が止まる。

昨日は半袖で汗ばむくらいだったのに、今朝は少しひんやりしている。天気予報を見ても、昼は暑くなるらしい。半袖にするか、長袖にするか。上着はいるのか。迷っているうちに時間がなくなって、結局あわてて家を出る。

そして、電車に乗った時点で、もうなんだか疲れている。

  • 服が決まらず、出かける準備に時間がかかる
  • 選んだ服が暑すぎたり寒すぎたりして、一日中気になる
  • 「服くらいで」と思うのに、毎朝それがしんどい
  • 着替えに迷って、遅刻しそうになることがある

もし思い当たることがあれば、それはあなたがだらしないからではありません。この時期は、服選びそのものが「疲れやすい作業」になりやすいんです。

なぜこの時期は、服選びで疲れやすいのか

10月上旬の関東は、夏のような暑さの日と、秋らしく涼しい日が入れ替わりやすい時期です。今週も、28℃前後まで上がる日がある一方で、週の中ごろは気温が下がり、週末にまた上がる見込みです。朝晩と昼間の気温差も大きくなります。

気温が安定しない時期は、毎朝「今日はどうするか」をゼロから考えることになります。

朝は「決めること」が重なっている

服を選ぶとき、実は頭の中でたくさんのことを同時に考えています。

  • 今日の最高気温と最低気温
  • 雨が降るかどうか
  • 電車や職場の冷房・暖房
  • 今日の予定(人に会うか、動き回るか)
  • 着たい服が洗濯済みかどうか

これを、時間に追われる朝にまとめて判断しなければいけない。情報を一度にたくさん扱うことや、複数のことを同時に判断することが苦手な人にとっては、それだけで大きな負担になります。ADHDの特性がある人、不安が強くなりやすい人、疲れがたまっている人などは、特にしんどさを感じやすいかもしれません。

暑さ寒さや肌ざわりに敏感な人もいる

人によっては、少しの暑さ・寒さ、服の締めつけやチクチク感が強く気になることがあります。ASDの特性がある人などに見られることがありますが、診断の有無にかかわらず、感じ方には個人差があります。

「この服、なんか違う」と感じたまま一日を過ごすと、仕事中もそちらに注意を取られてしまいます。集中できない、ミスが増える、帰るころにはぐったり。そんなことにもつながります。

衣替えの途中で、服が混ざっている

夏服と秋服が同じ場所に混ざっていると、選択肢が増えて、さらに迷いやすくなります。片付けが追いつかないこと自体に、モヤモヤしている人もいるかもしれません。

よくある誤解

  • 「服選びくらいで疲れるのは甘え」と思ってしまう
  • 毎日違う服を着ないと、変に思われると考える
  • きちんとした服装は、毎朝しっかり考えて決めるものだと思っている

どれも、自分を追い込みやすい考え方です。実際には、毎日の服装をあまり気にしていない人のほうが多いものですし、「考えないで済む仕組み」を持っている人もたくさんいます。

大切なのは「正しい服を選ぶ」より「迷わない仕組みをつくる」

毎朝、その日にぴったりの服を選ぼうとすると、どうしても判断が増えます。そして、外れたときに「失敗した」と感じやすくなります。

目指したいのは、完璧な服選びではなく、朝の迷いを減らすことです。多少暑くても寒くても調整できる状態にしておけば、それで十分。朝のエネルギーは、服ではなく一日の仕事や生活のほうに残しておきましょう。

今日から使える、服選びで疲れないための工夫

全部やる必要はありません。できそうなものを、まずはひとつ。

① 天気予報は「前の晩に1回」だけ見る
朝に予報を見て考え始めると、時間との勝負になります。寝る前に翌日の最高・最低気温を見て、そのまま服を決めて置いておく。朝は「着るだけ」にしておくと、かなり楽になります。

② 「気温別セット」を決めておく
たとえば「25℃以上ならこの組み合わせ」「20〜25℃ならこれ」「20℃未満ならこれ」と、2〜3パターンだけ決めておきます。メモにして、クローゼットの扉に貼っておくのもおすすめです。気温を見たら、セットを選ぶだけになります。

③ 迷ったら「薄着+羽織り1枚」
半袖か長袖かで迷ったら、薄めの服に、脱ぎ着しやすいカーディガンやシャツを1枚。バッグに入れておけば、電車の冷房や朝晩の冷えにも対応できます。「外れても調整できる」と思えるだけで、迷いが減ります。

④ 平日の服は、数パターンで回す
仕事の日の服を、ある程度固定してしまう方法です。同じシャツを色違いでそろえる人もいます。毎日同じような服装でも、清潔感があれば仕事上は問題になりにくいものです。

⑤ 着心地を最優先にしていい
肌ざわりや締めつけが気になる人は、「見た目」より「一日気にならないか」で選んで大丈夫です。気にならない服がわかったら、それを基準にそろえていくと、選ぶ負担も減っていきます。

気温差の時期は、服だけでなく体調も揺らぎやすくなります。食事の面からの工夫は、こちらの記事でも紹介しています。

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一人で抱え込む前に。「就労移行支援」という選択肢

服選びの迷いは、小さなことに見えるかもしれません。でも、朝の準備がうまくいかない日が続くと、遅刻への不安が強くなったり、出勤前から疲れてしまったりして、仕事を続けること自体がしんどくなることもあります。

「朝の準備に時間がかかる」「同時にいくつも決めるのが苦手」「暑さ寒さに体調が左右されやすい」。こうした自分のパターンを知って、自分に合った対処を持っておくことは、働き続けるうえでの大事な土台になります。

就労移行支援は、障害や病気、働きづらさのある人が、一般企業などへの就職を目指して、必要な準備をするための福祉サービスです。ビジネスマナーやパソコンのスキルだけでなく、生活リズムや体調の整え方、自分の得意・苦手の整理などにも取り組みます。

たとえば、こんなことを一緒に整理できます。

  • 朝の準備で、どこに時間や気力を使っているか
  • 気温や天気で、体調や集中力がどう変わるか
  • 自分に合った準備の手順や、迷わないための工夫
  • 職場で配慮をお願いしたいとき、どう伝えるか

毎日決まった時間に通所すること自体が、「朝の準備の流れ」を試して、少しずつ整えていく練習の場にもなります。

橋本・相模原エリアで探している方へ

ディーキャリア橋本オフィスは、JR橋本駅の改札から徒歩0分の場所にあります。雨の日や、気温が読みにくい日でも、駅からすぐ通えるのは負担を減らすポイントのひとつです。

「朝の準備がうまくいかない」「季節の変わり目に調子を崩しやすい」といった生活面の困りごとも、働くことにつながる大切なテーマとして一緒に考えていきます。

働く人の心の健康について知りたい方は、厚生労働省の情報サイトも参考になります。
こころの耳(厚生労働省 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト)

よくある質問

Q. 毎日同じような服を着ていたら、職場で変に思われませんか?

清潔で、職場の雰囲気に合っていれば、同じような服装が続いても気にされないことがほとんどです。気になる場合は、色違いをいくつか持っておくと安心です。

Q. 前の晩に服を決めても、朝になると着たくなくなります。

よくあることです。そんなときのために「第2候補」をひとつだけ決めておく方法があります。選択肢を2つまでにしておくと、朝の迷いは最小限で済みます。

Q. 職場の服装のルールがよくわからず、毎朝不安です。

あいまいなまま悩むより、上司や同僚に「普段どんな服装の方が多いですか」と一度聞いてしまうほうが楽になることもあります。聞き方に迷う場合は、就労移行支援などで一緒に練習することもできます。

Q. 服選びのような生活のことも、就労移行支援で相談していいのですか?

大丈夫です。朝の準備や体調管理は、働き続けるための大切な土台です。生活の困りごとから相談を始める方もいます。

この記事を読むうえでの注意

  • 感じ方や困りごとには個人差があります。
  • この記事は、診断や治療を目的としたものではありません。
  • 気温差による体調不良が続く、朝起きられない日が増えた、強い疲れが抜けないなどの場合は、セルフケアだけで済ませず、医療機関への相談も検討してください。

就労移行支援についての補足

  • 就労移行支援の利用には、一定の条件があります(原則として65歳未満で、一般企業などへの就職を希望する方など)。
  • 利用できるかどうかは、お住まいの自治体の判断によるため、確認が必要な場合があります。
  • 診断名だけで利用の可否が決まるわけではありません。障害者手帳がなくても、医師の意見書などで利用できる場合があります。

用語の注釈

  • ADHD(注意欠如・多動症):注意を向け続けること、物事の順番を考えること、思いついたことをすぐ行動に移してしまうことなどに、困りごとが出やすい特性のひとつです。現れ方は人によって大きく違います。
  • ASD(自閉スペクトラム症):人とのやりとりの感じ方や、音・光・肌ざわりなどの感覚の受け取り方に、その人らしい特徴が出やすい特性のひとつです。こちらも現れ方には個人差があります。
  • 就労移行支援:働きたい気持ちがあり、障害や病気、働きづらさのある人が、就職に向けた準備や就職後の定着に向けたサポートを受けられる福祉サービスです。

まずは、無料相談・見学から

「服選びのことで相談していいのかな」と思う段階でも大丈夫です。今の困りごとを話すところから始めてみませんか。