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「働きたいけど働きたくない」その矛盾は普通です|橋本の就労移行支援でできること

働きたい気持ちは確かにある。でも、動けない。そんな自分を「矛盾している」「意欲が不安定だ」と責めていませんか。

実際、「早く就職したい」と思う日もあれば、「今はどうしても動けない」と感じる日もある。その揺れを人に説明できず、「自分がおかしいのかもしれない」と一人で抱え込んでいる方も少なくありません。

そこでこの記事では、「働きたいけど働きたくない」という気持ちの奥にあるものと、相模原市・橋本エリアで利用できる就労移行支援を通じた向き合い方についてお伝えします。

「働きたいけど働きたくない」の奥にあるもの

この揺れを見ると、周囲からは「矛盾している」「意欲が不安定」と評価されがちです。しかし、多くの現場で見えてくるのは、それだけでは本人の内側で起きていることが見えてこないということです。

なぜなら、その方が守ろうとしているのは、心であり、生活であり、自分自身そのもの——その両方だからです。働きたいという希望と、壊れたくないという自己防衛は、どちらも本人にとって大切なものであり、矢印が逆向きに見えても、根っこは同じ「生きたい」という願いです。

つまり、矛盾しているのではなく、二つの大切なものの間で揺れているのかもしれないのです。言い換えれば、どちらかを選ばせるのではなく、その揺れそのものを整理する視点が必要です。

よくある誤解

  • 意欲が不安定、気持ちが定まらないと評価される
  • 「どちらかにはっきり決めてください」と迫られる
  • 本人も「自分は中途半端だ」「決断力がない」と思い込んでしまう

こうした誤解が重なると、本人はさらに自分の気持ちを説明できなくなり、揺れることへの罪悪感を抱えてしまいます。

大切なのは「どちらかを選ぶこと」より「葛藤を整理できる状態」

だからこそ、支援の目標は、働くか休むかをどちらか一方に決めさせることそのものではありません。揺れる気持ちを整理しながら、「今日」を大切に過ごせる状態を作ることです。

そのために有効なのは、「早く決めましょう」と急かすことではなく、次のような具体的な取り組みです。

  • 「働きたい」と「働きたくない」、それぞれの気持ちの理由を、一緒に言葉にしていくこと
  • 今日一日をどう過ごせたかに目を向け、先の目標だけにとらわれすぎないこと
  • 揺れがあることを前提に、無理のないペースで少しずつ準備を進めること

実際、こうした整理は一人でおこなうと堂々巡りになりやすく、専門職と一緒に言葉にしていくことで、揺れとの付き合い方が見えてきます。

一人で抱え込む前に。「就労移行支援」という選択肢

「就労移行支援」とは、うつ病や精神障害のある方が、一般企業への就職を目指して通う福祉サービスです。ハローワークとは異なり、次のような特徴があります。

  • 揺れる気持ちを、否定されることなく専門職と一緒に整理できる
  • 「今日」の過ごし方を大切にしながら、無理のないペースで準備を進められる
  • 働きたい気持ちと、壊れたくない気持ちの両方を尊重した関わりが受けられる
  • 就職後も定着支援として、職場との調整に関わってもらえる

したがって、「気持ちが定まらず動けない」という段階でも利用を始められるのが、就労移行支援の大きな特徴です。心身のバランスや働くことへの不安については、厚生労働省委託事業「こころの耳」(働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト)でも公開されていますので、あわせてご確認ください。

橋本・相模原エリアで探している方へ

実際、相模原市・橋本エリアには、駅から通いやすい就労移行支援事業所がいくつかあります。ただし、事業所ごとにプログラムの特色や雰囲気が異なるため、まずは複数の見学・相談を通じて「ここなら揺れる気持ちも安心して話せそうか」を確かめることをおすすめします。

例えば、JR橋本駅からアクセスしやすい立地にあるディーキャリア橋本オフィスも、その選択肢の一つです。

ディーキャリア橋本オフィスが大切にしていること

私たちが最も大切にしているのは、「矛盾している」という見方だけで、その方を判断しないということです。

揺れる気持ちの背景には、必ずその方なりの事情があります。「いつか就職」という先だけを見て、今この人が何を感じているかに気づかなければ、その揺れに気づかないまま関わり続けることになりかねません。

だからこそ、支援の中で目指しているのは、どちらかに決めさせることではありません。あくまでご本人が、揺れを抱えながらも、今日という一日を大切に過ごせるようになることです。私たちはそのための時間を、少しの間、一緒に過ごす存在でありたいと考えています。

監修者より

「いつか就職」という先だけを見ていませんか。今この人が何を感じているかを見ていますか。葛藤を矛盾と決めつけないこと。目標より「今」を大切にする視点を持つこと。それが、支援の出発点だと考えています。

記事監修:I.Y(精神保健福祉士/ディーキャリア橋本オフィス)
精神・発達障害のある方の就労支援に従事、現場歴約20年

よくある質問

Q. 日によって気持ちが大きく変わり、周りに説明できません。

その揺れは、決して珍しいことではありません。まずは私たちにそのままの気持ちをお話しいただくところから始めます。

Q. 「働きたい」と言いながら行動できず、自分が嫌になります。

行動できないことより、働きたいという気持ちがあることに、まず目を向けたいと思います。無理のないペースで一緒に考えていきましょう。

Q. 家族から「結局どうしたいの」と聞かれるのがつらいです。

そのお気持ち、よく分かります。ご家族との関わり方についても一緒に考えながら、揺れを抱えたままでも進められる形をご案内します。

Q. うつ病の診断はありませんが、気持ちが定まらず動けません。

診断名の有無にかかわらず、気持ちの揺れに困っている段階からご相談いただけます。

まずは、無料相談・見学から

そこで、「気持ちが定まらず動けない」という段階で構いません。ディーキャリア橋本オフィスでは、無料相談・見学予約を随時受け付けています。

一人で抱え込まず、まずは話を聞くところから始めてみませんか。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の症状や治療法に関する医学的助言ではありません。心身の不調が続く場合は、医療機関への相談も併せてご検討ください。