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「空気が読めない」と言われる方へ|橋本の就労移行支援でできること

「空気が読めない」「なんでそんなこと言うの」。そう言われるたびに、何が悪かったのか分からないまま、ただ孤立を深めていませんか。

実際、悪気があって発言しているわけではないのに、気づけば周囲から距離を置かれている。「また何か間違えたのかもしれない」と、人と関わること自体が怖くなっていく方も少なくありません。

そこでこの記事では、精神保健福祉士として約20年、ASD(自閉スペクトラム症)をはじめとする発達障害のある方の就労支援に携わってきた立場から、「空気が読めない」と言われることの奥にあるものと、相模原市・橋本エリアで利用できる就労移行支援を通じた向き合い方についてお伝えします。

「空気が読めない」という指摘の奥にあるもの

空気が読めないと指摘されると、周囲からは「社会性に課題がある」「対人スキルが不足している」と見られがちです。しかし、現場で数多くの方と関わってきた経験から言えるのは、それだけでは本人の望みが見えてこないということです。

なぜなら、その方が本当に守ろうとしているのは、人とのつながりであり、「関わりたい」という気持ちそのものだからです。関わろうとしなければ、そもそも空気を読み間違えることもありません。指摘を受けるのは、関わろうとし続けてきた結果でもあります。

つまり、空気が読めないのではなく、空気を読む方法がまだ分かっていないだけかもしれないのです。言い換えれば、「課題」だけを見るのではなく、その奥にある「つながりたい」という望みに目を向ける必要があります。

よくある誤解

  • 社会性に課題がある、対人スキルが低いと評価される
  • 「ASDだから仕方ない」の一言で片づけられてしまう
  • 本人も「自分は人と関わってはいけない存在だ」と思い込んでしまう

こうした誤解が重なると、本人は人と関わること自体を避けるようになり、孤立がさらに深まってしまいます。

大切なのは「空気を読むこと」より「安心して関われる状態」

だからこそ、支援の目標は、空気を完璧に読めるようになることそのものではありません。人と関わりたいという気持ちを大切にしながら、安心して関われる状態を作ることです。

そのために有効なのは、「もっと空気を読んでください」と指導することではなく、次のような具体的な取り組みです。

  • これまで指摘された場面を、責めずに一緒に振り返り、何が起きていたかを整理すること
  • 言葉にされにくい暗黙のルールを、一つずつ具体的に言語化して知ること
  • 安心できる場で、実際の対話やグループワークを通じて経験を積むこと

実際、こうした練習は一人で気をつけるだけでは身につきにくく、実際の対人場面で繰り返し練習できる環境があるかどうかが大きな差になります。

一人で抱え込む前に。「就労移行支援」という選択肢

「就労移行支援」とは、ASDなどの発達障害のある方が、一般企業への就職を目指して通う福祉サービスです。ハローワークとは異なり、次のような特徴があります。

  • 暗黙のルールやマナーを、専門職と一緒に具体的に言語化して整理できる
  • 職場を想定したグループワークの中で、対人関係を実践的に練習できる
  • 指摘された場面を、否定されることなく安心して振り返られる
  • 就職後も定着支援として、職場との調整に関わってもらえる

したがって、「人と関わることが怖くなっている」という段階でも利用を始められるのが、就労移行支援の大きな特徴です。ASDをはじめとする発達障害の特性や支援に関する情報は、発達障害情報・支援センターでも公開されていますので、あわせてご確認ください。

橋本・相模原エリアで探している方へ

実際、相模原市・橋本エリアには、駅から通いやすい就労移行支援事業所がいくつかあります。ただし、事業所ごとにプログラムの特色や雰囲気が異なるため、まずは複数の見学・相談を通じて「ここなら安心して練習できそうか」を確かめることをおすすめします。

例えば、JR橋本駅からアクセスしやすい立地にあるディーキャリア橋本オフィスも、その選択肢の一つです。

ディーキャリア橋本オフィスが大切にしていること

私たちが最も大切にしているのは、「空気が読めない」という事実だけで、その方を判断しないということです。

指摘された場面の背景には、必ずその方なりの事情や、人と関わろうとしてきた気持ちがあります。課題だけを見て「直してください」と伝えることは、その奥にある望みを見過ごすことになりかねません。

だからこそ、支援の中で目指しているのは、空気を完璧に読めるようになることではありません。あくまでご本人が、安心して人と関われる経験を積んでいけるようになることです。私たちはそのための時間を、少しの間、一緒に過ごす存在でありたいと考えています。

監修者より

「空気が読めない」という課題だけを見ていませんか。その奥にある「つながりたい」という望みを見ていますか。課題の奥には、必ず望みがあります。そこに目を向けるところから、支援は始まります。

記事監修:I.Y(精神保健福祉士/ディーキャリア橋本オフィス)
精神・発達障害のある方の就労支援に従事、現場歴約20年

よくある質問

Q. ASDの診断は受けていませんが、昔から「空気が読めない」と言われ続けています。相談できますか?

もちろん可能です。診断名の有無にかかわらず、対人関係に関する困りごとを感じている段階からご相談いただけます。

Q. 職場で何度も注意され、人と関わること自体が怖くなっています。

その気持ち、よく分かります。まずは安心できる場で少しずつ関わる練習を重ね、無理のないペースで自信を取り戻していきましょう。

Q. 悪気がないのに誤解されることが多く、疲れてしまいます。

悪気がないことと、誤解されることは別の問題です。誤解が生まれやすい場面のパターンを一緒に整理し、伝え方の工夫を考えていきます。

Q. 家族から「もっと周りを見て」とよく言われて傷つきます。

ご家族の言葉に傷つくお気持ち、大切にしたいと思います。ご家族との関わり方についても、一緒に考えていくことができます。

まずは、無料相談・見学から

そこで、「人と関わること自体が怖くなっている」という段階で構いません。ディーキャリア橋本オフィスでは、無料相談・見学予約を随時受け付けています。

一人で抱え込まず、まずは話を聞くところから始めてみませんか。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の症状や治療法に関する医学的助言ではありません。心身の不調が続く場合は、医療機関への相談も併せてご検討ください。