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片づけられない人必見|ADHDの特性から分かる原因と5つの対処法

1.目次

1・はじめに
2.片づけられない悩みを抱える人の共通点
3.片づけられない原因は性格ではなくADHDの特性
4.ADHDの人が片づけられないと感じやすい具体的な場面
 (1)物の定位置が決まらない
 (2) 途中で片づけをやめてしまう
 (3)どこから手をつけていいか分からない
5.片づけられない悩みを軽くする5つの対処法
 (1)片づけのゴールを小さくする
 (2)物の住所をシンプルに決める
 (3)見える収納・出しっぱなし収納を活用する
 (4)片づけのタイミングを習慣化する
 (5)完璧を目指さず「戻せたらOK」にする
6.まとめ

2.はじめに

「何度片づけてもすぐ散らかる」 
「片づけようと思っているのに手がつかない」

自宅や職場のデスクを片づけることができず、自分を責めてしまう人は少なくありません。
しかし、その困りごとは性格や努力不足ではなくADHDの特性が影響している可能性があります。

この記事では、片づけがうまくいかない理由をADHDの特性から解説し、今日から実践できる5つの具体的な対処法を紹介します。

2.片づけられない悩みを抱える人の共通点

片づけられない人の多くは、だらしないわけでも怠けているわけでもありません。
むしろ、「本当はきれいにしたい」という思いが強い傾向があります。

そのため、理想の状態を頭に描けている一方で思うように行動できない現実とのギャップに悩みやすく、「なぜ自分だけできないのだろう」と自分を責めてしまうことも少なくありません。

こうした悩みの背景には、脳の特性による行動のしづらさが関係している場合があります。

やる気がないのではなく、「行動を始める、続ける、終わらせる」といったプロセスがうまく機能しにくいことで、 片づけが難しく感じられてしまうのです。

3.片づけられない原因は性格ではなく、ADHDの特性

ADHDは、不注意や衝動性、多動性といった特性を持つ発達特性の一つです。
大人になってから気づく人も多く、日常生活の中で「片づけられない」「段取りが苦手」といった形で表れます。

不注意の特性があると、物の存在を意識し続けることが難しくなります。
また、片づけの途中で別の物が目に入ると意識がそれに移り、元の作業を忘れてしまうことがあります。

思いついたことをすぐ行動に移したくなる衝動性や、じっと同じ作業を続けるのが苦手な多動性も、片づけを妨げる要因になります。
結果として、最後までやり切れず散らかった状態が残りやすくなるのです。

4.ADHDの人が片づけられないと感じやすい具体的な場面

(1)物の定位置が決まらない
「とりあえずここに置く」を繰り返すうちに、物の住所は次第に曖昧になっていきます。
定位置が決まっていないと、どこに戻せばいいか考える必要があり、片づけそのものが負担になりがちです。

(2)途中で片づけをやめてしまう
一部だけ片づけて満足してしまったり、疲れて中断したまま再開できなかったりするケースも少なくありません。
中途半端な状態が続くことで、「また片づけなければならない」という気持ちが重くなり、さらに億劫になってしまいます。

(3)どこから手をつけていいか分からない
部屋全体が散らかっていると全体像に圧倒されてしまい、最初の一歩が踏み出しにくくなります。
その結果、行動に移せないまま時間だけが過ぎてしまうこともあります。

5.片づけられない悩みを軽くする5つの対処法

(1)片づけのゴールを小さくする
「部屋を全部きれいにする」ではなく、「机の上だけ」「5分だけ」とゴールを小さく設定すると
行動に移しやすくなります。

(2)物の住所をシンプルに決める
細かく分類しすぎず、「ここに入れるだけ」と分かる収納にすると、戻すハードルが下がります。
考えなくてもできる仕組みがポイントです。

(3)見える収納・出しっぱなし収納を活用する
見えないと存在を忘れてしまう場合は、あえて見える場所に置くのも一つの方法です。
出しっぱなしでも散らかって見えない工夫が役立ちます。

(4)片づけのタイミングを習慣化する
「寝る前に1分」「外出前に戻す」など、タイミングを固定すると判断の負担が減ります。
意志の力に頼らないことが大切です。

(5)完璧を目指さず「戻せたらOK」にする
毎回きれいにしようとすると挫折しやすくなります。
少しでも戻せたら十分、と考えることで続けやすくなるでしょう。

6.まとめ

片づけられないのは、能力や根性の問題ではありません。
特性による困りごとだと理解することで、自分を責める気持ちは軽くなります。

自分に合う方法を知り、やり方を変えることで片づけは少しずつ楽になります。
完璧を目指さず、自分に合う工夫を一つ試すことから始めてみてください。

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