「バリ層・ギリ層・ムリ層ってなに? ― 発達障がいと就労移行支援の関係 ―」
こんにちは!今年の6月に開所しました就労移行支援事業所 ディーキャリア調布オフィスです🌱
調布・稲城市を中心に精神疾患や発達障がいをお持ちの方の就労支援をしています!
発達障がいといっても、人によって得意なこと・苦手なこと、働きやすさの度合いはさまざまです。
最近では、その違いをわかりやすく説明するために、**「バリ層」「ギリ層」「ムリ層」**という言葉が使われるようになっています。
この記事では、それぞれの層の特徴と、就労移行支援との関わりについてお話しします。
🔹「バリ層・ギリ層・ムリ層」とは?
この分類は、発達障がいを持つ方がどの程度働ける状態かを考えるときの一つの目安です。
決して「優劣」ではなく、支援の方向性や段階を考えるための考え方です。
🟩 バリ層とは
発達障がいの特性が比較的はっきりしており、
適切な環境調整や支援があれば安定して働ける層です。
- ルールが明確で変化の少ない職場に強い
- 得意・不得意が分かりやすく、得意分野を活かせる
- 支援者や職場が特性を理解していれば、長く働ける
👀 例:「マニュアルがある仕事だと集中できる」「繰り返し作業が得意」
➡️ 就労移行支援の役割:
バリ層の方には、「得意を活かす就職先探し」「配慮事項の整理」「職場定着サポート」が重要になります。
🟨 ギリ層とは
一見すると普通に働けているように見えるけれど、
実は無理をして頑張っている層です。
- 周囲からは「できている」と見られやすい
- 本人は常にストレスを抱え、疲弊しやすい
- トラブルや体調不良がきっかけで退職してしまうことも
👀 例:「人間関係に気を遣いすぎて疲れる」「曖昧な指示が苦手だけど言い出せない」
➡️ 就労移行支援の役割:
ギリ層の方には、「自己理解の深掘り」や「ストレスマネジメント」「無理のない働き方の再設計」が大切です。見えにくい困りごとを整理し、長く続けられる働き方を一緒に考えます。
🟥 ムリ層とは
現時点では、働くよりも体調や生活リズムの安定を優先すべき層です。
- 生活リズムが崩れている
- 強い不安や抑うつがある
- 社会生活に慣れる練習が必要
👀 例:「昼夜逆転している」「通所自体がまだ難しい」
➡️ 就労移行支援の役割:
ムリ層の方には、焦らず「まずは通うことから」「体調を整えることから」始められるサポートをおこないます。他の支援機関(医療・地域生活支援など)と連携しながら、段階的に次のステップを目指します。
🔹キーワードは「自己理解」💡
「バリ層・ギリ層・ムリ層」という考え方は、「どのくらい働けるか」を判断するものではなく、
**“今の自分に合ったサポートを考えるヒント”**です。
就労移行支援では、働くスキルだけでなく、
どの層の方も“次のステップ”に進めるようにサポートしていきます😊
そのためには、「自分のこと」を知らなければなりません!
発達障がいと言われるものであっても、悲観することはありません。
他人や過去は変えられなくても、自分の未来は自分で変えられます。
自分で自分のことをよく知らないまま傷ついて、一人で苦しみ続けるのは悲しいことです。
自分に向き合うこと、変わろうとすることは、ものすごい勇気とエネルギーが必要です🔥🔥
でも、一緒に挑戦する仲間がいたらどうですか?
専門的なサポーターがいたらどうでしょう?
私たちディーキャリアのスタッフはご利用者の就職だけをゴールとはしていません。
「自己理解」をベースに、就職後も続いていく人生を、ご利用者が「なりたい自分」になるための
お手伝いをさせていただきます!
ぜひ一度、体験にお越しください🎵
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ディーキャリア調布オフィスは、調布駅から徒歩2分の便利な場所にある就労移行支援事業所です。
府中市・稲城市・三鷹市・狛江市・世田谷区など、周辺地域からも通いやすい立地となっております。
利用料金は前年度の収入によりますが、多くの方が無料で利用されています。
「働き続けたいけど何から始めたら良いか分からない」「ひとりで就職活動をするのは不安…」
そんなお悩みをぜひお聞かせください。
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