【利用者ブログ】私とASD特性【自己理解】
皆さん、こんにちは!ディーキャリア千種オフィス利用者Yです。
皆さんは、ASD(自閉症スペクトラム障害)の障害特性についてどんなイメージがありますか?マイペースすぎる、こだわりが強いなどのイメージがあるかと思います。実は、それだけではありません。この記事では、ASDの障害特性のうち、私が困ったもの2つを取り上げます。そして、当事者である私の体験談と共に紹介したいと思います。
- 易刺激性
易刺激性とは、些細なことに刺激を受けやすく、そのためにイライラすることです。
私の場合、電車内でのアナウンスに反応してイライラすることがあります。いちいち反応しなければいいものの、耳に入ってしまったからにはつい反応してしまいます。そこが易刺激性という特性に関して私が最も困っている点です。
対策として、私は刺激になることから気をそらす方法をいくつかとっています。例えば、いい香りのものを嗅ぐなどがあります。目の前の刺激から一旦距離を取ることで、イライラの原因に目を向けないように工夫しています。
- 過集中
ASDの特性として、主に興味があるものや好きなことに対して時間や疲れに気づかず没頭してしまうというものがあります。それが過集中です。
私は、所属しているワークスキルコースでの訓練のときに過集中になることがあります。訓練に集中しすぎて、気が付いたときには終了時間になってしまうことがしばしばあります。そのときの私には時間の感覚があまりないといっても過言ではありません。
これに関する対策は、今のところ模索中です。例えば、パソコン作業の場合はパソコンの時計を見るくせをつけることで時間の感覚をつかむようにしています。それでも気づけない場合にどうしたらよいか、私自身でもいろいろと試しています。
いかがでしたか?この記事を通して、私がASDの障害特性と日々向き合いながら模索する様子を感じ取っていただけたと思います。私はディーキャリアに通うようになってから、工夫次第で障害特性による生きづらさを減らせることがだんだんわかってきました。
とはいえ、自分で障害特性のことを理解し、それに対処するのは大変ですよね。入所したての私もそうでした。そんなときは、ほかの利用者さんやスタッフさんに相談して共に考えてもらうことができます。また、障害特性について学べるプログラムもあります。私たちといっしょに、ディーキャリアで学んでみませんか?

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