【訓練生ブログ】メダカを飼う上での注意点や工夫【メダ活】

以前メダカのブログ【メダ活】を書いた利用者のM.Nです。

今回のメダカ活動ブログ（通称：メダ活ブログ）では、メダカを飼う上での注意点やちょっとした工夫についてお知らせしたいと思います。

以前にも書いたように、メダカはとても飼育しやすい生き物です。

私は現在メダカを百円ショップで購入した衣装ケースと、透明バケツで飼っています。

水量に対してメダカの数が多いのでエアポンプ(ブクブク)や簡易エアフィルターを設置していますが、水量に対しての飼育数が多くなければブクブクやフィルターは必要ありません。ちなみにエアポンプは“水作　水心”というエアポンプを分岐して使用していますが、とても静かなので水の泡のはじける音しか聞こえません。

水替えの頻度は夏で７～１０日に1度、冬（室内飼育）は2～３週間に１度水量の1/3程度を交換しています。

この時活躍するのがこれまた100円ショップで購入した水替えポンプと10ℓバケツです。水替えポンプは灯油を入れるシュポシュポするポンプの吸い込み口が水槽用になっているもので、底材や生き物を極力吸い込まないので便利です。10ℓバケツは一般のバケツです。

底材とは、水槽内に敷き良質のバクテリアを住まわせることで、汚れや生き物にとって有害な物質を分解してくれるものです。赤玉土やソイルと呼ばれる専用の底材、多孔質の素材などさまざまな素材の底材がありますが、これを敷くことで水替えの頻度を格段に減らすことができます。私は何度か洗っても崩れにくい“焼玉土”という底材を使っています。バクテリアはホームセンターやネットショッピングなどで売っている専用のバクテリア水溶液を使用しています。

メダカを飼育する上で欠かせないのが水。しかし水道水にはカルキという水生生物にとって有害な物質が含まれています。しかしカルキは揮発性があるため、バケツに水を汲んで一晩もおいておけば抜けてしまいます。手っ取り早くカルキを抜きたい場合には液体状のカルキ抜きがホームセンターの水生生物コーナーやネットショッピングでも売っているので一つあると安心ですが、メダカは水温の変化に弱いため、水温を合わせる必要があります。飼育環境と同じ場所にバケツで一晩汲み置きが一番簡単でお勧めです（ちなみに水槽用の水温系も100円ショップで購入できます）。

では肝心のメダカはどこで入手するのか？ですが、さまざまな方法があります。

• ホームセンター水生生物コーナーや水生生物店で購入
• メダカ専門店で購入
• ネットショッピングで購入（生体（成魚・稚魚）購入・卵購入）
• メダカを飼っている人から分けてもらう（譲渡・購入どちらもあり）
• お祭りや出店のメダカ掬い（救い）

…などなど、あげればキリがないほど入手方法があります。

だたし、はじめてメダカを入手する場合はいいのですが、すでにメダカを飼育している環境に新しいメダカを迎える場合、今までの水槽内にいきなり入れるのはハイリスクです。新しいメダカがケガで弱っていたり、病気に罹っていたりする可能性もあり、せっかく入手したのにすぐに★になってしまった、病気が蔓延して最初からいたメダカまで病気になって★になった…などという悲しい事態になることも。

新たにメダカを迎える時は、最低1週間くらいは別の容器で様子見の隔離飼育をした方がいいでしょう。念のため軽いケガや病気予防に効く塩浴や薬浴をするとさらに効果が上がります。

では塩浴とは？薬浴とは？

塩浴とはそのまんま、ごく薄い塩水に観賞魚を泳がせることです。観賞魚の体内は真水より濃度が濃い為、その濃度に合わせた塩水にしてやることで観賞魚が楽になります。金魚やメダカの塩浴は５％になるようにします。水１ℓあたり５グラムの塩を入れれば完成します。

薬浴とは観賞魚用の薬を飼育水に溶かした水溶液の中に観賞魚を泳がせることです。メダカ初心者はまずメチレンブルーとグリーンFゴールドという薬を備えておくことをお勧めします（この2種類で効かない病気やケガは残念ですが初心者には手に負えないと思います）。

新しい環境や飼育水にメダカをいきなり入れるのはメダカにとってかなりのストレス。ではどうするかというと、“水合わせ”という作業が必要です。

メダカを購入したりもらったりした袋や容器を新しい飼育水に30分～１時間浮かべておき、水温が同じになるまで待ちます。水温が同じになったらメダカがいる水を少し捨て、新しい方の水を少し足します。これを少しずつ2～3時間かけて数回繰り返すことで、新しい水に徐々にメダカを慣らしていきます。

そして、日々の管理に欠かせないメダカのエサですが、私はある程度値段が高いものを与えています。メダカの健康管理の第一歩はやはりエサだからです。メダカの免疫力を上げてくれるエサがあり、病気に罹りにくくなり、日々の管理がとても楽になります。

その他にも水草やメダカが隠れられる場所の設置方法、夏場・冬場等季節ごとの管理など書ききれないことだらけですが、長くなってしまいましたので、このあたりで。

皆様がご自分なりの最適な飼育方法を見つけられて、より最適・快適なメダ活を見出されますようお祈りしております。

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