強みや弱みの見つけ方(心理検査:WAISなど)
皆さんこんにちは。生活支援員の近藤です。心理師もしています🙋
今回は10分程のお時間をください!
突然ですが皆さんは自分の強みや弱みはどのように把握されていますか?
神経発達症(発達障害)の有無に関わらず、私たちには誰しも得意・不得意はあるものですが…。
✓これまでを自分なりに振り返る
✓関わりのある人に教えてもらう(家族、友人、支援者など)
これらも大切な手段です。
実は自分の強み弱みを調べる方法には他にもあります!
例えば知能検査などの心理検査(例:WAISなど)も該当します👍
自分で気づかなかった強みの発見に活用できたり、逆に見落としていた弱みを知る事にも使えたりして大変便利です!
私たちはお仕事をはじめ、生きていく時にいろんな能力を組み合わせていることが多いです。
例
①耳で聴きながら、覚えて、ペンを使ってメモを取る。
②目で取り入れた情報を記憶してパターン的に処理できる。
いろんな能力を組み合わせるときに、得意な能力と苦手な能力でアンバランスが生まれると、上手く仕事がこなせないことが起きます。
①耳で聴いたことを覚えておけず、メモができない。or 耳で聴いたことは覚えているけれど、メモ用紙にどうまとめたらいいか分からない。
②目で情報を取り入れることはできるけれど、目で見た情報を覚えておくのが苦手。or 目で情報を取り入れる際に、入ってくる情報が少ない。
頑張っても何故か上手くいかないとイライラしますよね…。
なので予め得意・不得意を知っておくことは適切な職業選択(職業適性)や就労後の困りを減らす為にもとても大切です。特に神経発達症(発達障害)傾向があると、得意・不得意のバラツキが見られやすいです!
例えば、先ほどの組み合わせで挙げた
①耳で聴きながら覚えて、ペンを使ってメモを取ることを遂行するために必要な能力のどこかが苦手だとすると、苦手な部分を補う工夫された対処策(補償行動)、苦手な事を極力しなくて済む職業選択や配慮依頼(環境調整)が必要となります。
②目で取り入れた情報をパターン的に処理できる能力が得意だと分かれば、パターン処理能力が活かされる業務内容(例:伝票などのデータ入力業務など)を職業や業務選択で活かすこともできることになります。
適性のあることは人並み以上に活躍できることも!!
このように心理検査(特に知能検査)は自分を知り、自分を活かす上で大切な情報を集めることができます。
ただし!!
検査情報を誤って解釈することなどを防ぐためにも、精神科医、臨床心理士・公認心理師などの専門性の高いスキルを持った支援者と一緒に検査情報を振り返って職業選択に活かすことがおススメです!
ディーキャリア千種オフィスには令和5年6月の時点で、心理検査実施と所見作成・解釈のスキルを持った公認心理師(臨床心理学系修士卒)が1名在籍しております👓
もしも
「検査情報はもらったけれど、就職のために必要な解釈がいまいち分からない…」
「自分の適性職種や業務が知りたい!」
「いつも自分に合わない職場ばかり選んでしまう」
「検査を受けてみたいけどどうしたらいいのか…」
などでお困りの方がいらっしゃいましたらいつでもご相談お待ちしております🤓
もしお問い合わせが複数ございましたら「就労に役立てる知能検査解釈の相談会(仮)」を開催いたします。
この記事をお読みになられた当事者・ご家族様の皆様の中にご興味のある方がいらっしゃいましたらご連絡ください♪
もちろん上記以外のご相談も待ってますのでお気軽にお問い合わせください!
お電話 052-937-7200
それでは、また次回のブログにて!✋
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