小麦・小麦加工品の機能性
こんにちは、ディーキャリアびわこ第一オフィスです。
今回は小麦・小麦加工品の機能性についてお伝えします。
小麦って、ただの“炭水化物源”じゃない?
「小麦=パン・パスタ」として炭水化物源というイメージは強いけれど、実はそれだけじゃないという研究があります。
石川(高野)祐子著『小麦・小麦加工品等の機能性とその活用』によれば、小麦/小麦加工品には以下のような “生理調節機能(regulatory function)” が報告されています。
具体的には、以下のような成分・作用が挙げられています:
- 小麦外皮(ふすま)に多い 食物繊維 → 便通改善や腸の動きを助ける
- フェルラ酸(フェルラ酸誘導体) → 抗酸化作用がある成分として注目されている
- 小麦胚芽油 に含まれる α-リノレン酸やビタミンE → 抗酸化作用、脂質代謝への影響
- グルテン加水分解物や特定ペプチド → 血圧調整や免疫系、消化・代謝への影響の可能性
- 小麦セラミド → 経口摂取により皮膚バリア改善に関与する可能性が指摘された報告もあり
このように、小麦は“栄養を届ける”“炭水化物を供給する”以外にも、体の調整機能に関わる可能性を持つ食品として研究されています。
ただし、石川(高野)論文自体も「生体調節機能については未解明な点が多い」ことを認めていて、過度な期待は禁物という慎重な姿勢も取っています。
小麦と気分(うつ症状)の関係を考えるとき、機能性視点をどう使うか?
さて、ここから本題。「小麦/グルテンが、うつ症状や気分に影響するか?」というテーマに、先ほどの機能性視点を組み込むと、以下のような構成で説明できます。
腸内環境と神経伝達物質の関係
うつ症状と腸内環境の関係は、近年よく言われるテーマです。
腸が健康でないと、セロトニン・ドーパミン・GABAなどの神経伝達物質の合成・バランスに影響する可能性があるという仮説もあります。
もし小麦製品が腸内に刺激を与える(例:過敏性反応、炎症、腸透過性の亢進など)体質の人がいた場合、食事選択がメンタルに波及する可能性は考えられます。
ただし、この仮説を支持する確定的な「小麦 → うつ症状」因果関係の論文は、現時点では限定的だと思われます。
小麦の機能成分がもつプラスの役割も見逃せない
小麦が必ず“悪”という方向だけで語られるとバランスを欠くので、機能性論文の内容を挟むと説得力が出ます。
例えば:
- 食物繊維やふすま成分は、腸内細菌の餌になることで、善玉菌を促す可能性
- 抗酸化作用を持つ成分(フェルラ酸、ビタミンE 等)は、体のストレスや酸化ダメージを防ぐ応援になる可能性
- 小麦由来のペプチドや加水分解物には、血圧制御や免疫調整の報告もある(ただしヒトデータは限定的)

小麦・小麦加工品等の機能性とその活用(石川 (高野) 祐子 他) 参考文献
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