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運動と発達障害の関係性-心と体をつなぐ大切なアプローチ
こんにちは!ディーキャリア秋田オフィスです!
今回はスポーツの秋に焦点をあてて、運動をすることでどのようなメリットがあるのかお伝えしていこうと思います!
発達障害のある方にとって、日常生活の中での困りごとは多岐にわたります。集中力の維持や感情のコントロール、人間関係の難しさなどがよく知られていますが、実は「運動」がそれらの困難をやわらげるサポートになることが注目されています。
1.運動が脳に与える影響
研究によると、運動は脳内の神経伝達物質(ドーパミンやセロトニンなど)を活性化させ、気分の安定や集中力の向上に役立ちます。特にADHD(注意欠如・多動症)の方では、運動が衝動性や落ち着きのなさを緩和する効果が期待されています。
参照:Physical exercise in attention deficit hyperactivity disorder: A review.
2.感覚統合と運動
ASD(自閉スペクトラム症)などの発達障害のある方の中には、感覚の過敏さや鈍感さに悩む方も少なくありません。運動は体を通じて「感覚のバランス」を整える助けになります。バランスボールやトランポリン、ヨガなどは、安心感や身体感覚を高める手段として取り入れられています。

3.運動がもたらす生活リズムの安定
運動を習慣にすることで、睡眠の質が向上し、生活リズムが整いやすくなります。発達障害のある方にとって「日常のリズムの安定」は大きな安心感につながります。朝の軽いストレッチやウォーキングなど、無理のない範囲で取り入れることがおすすめです。
4.社会性の向上につながる
チームスポーツやグループでの運動は、ルールを守る練習や仲間との関わりを学ぶ場になります。もちろんプレッシャーになりすぎない工夫は必要ですが、「共に体を動かす」という体験は、自然な形で人間関係を築くきっかけにもなります。
5.運動を取り入れる際の工夫
・無理のない範囲で始める
・本人が楽しめる運動を選ぶ
・短時間でも継続することを大切にする

まとめ
運動は、発達障害のある方にとって「心と体の調整役」として働きます。ストレスを軽減し、生活のリズムを整え、自己肯定感を高める力を持っています。
大切なのは「完璧を目指す運動」ではなく、「気持ちよく体を動かすこと」。小さな一歩が、大きな安心感や自信につながるはずです。
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ここまでお読みいただきありがとうございました!
発達障害のある方、その傾向のある方、またそれ以外の方ももちろん、少しでも悩みを抱えている方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください!
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