発達障害と夏バテの関係とは? ~つらい夏を快適に過ごすヒント~
こんにちは!ディーキャリア秋田オフィスです!
毎日暑い日が続いていますね。皆さん、体調は崩されていませんか?
夏になると「夏バテ」に悩む方が増えますが、実は発達障害のある方は、夏バテの影響を受けやすい傾向があることをご存じでしょうか?
今回は、「なぜ発達障害と夏バテが関係あるの?」「どんな対策ができるの?」という点をわかりやすく解説していきます。

まず「夏バテ」とは、暑さや湿度によって体や心に不調が起こる状態のこと。
代表的な症状には、
食欲不振
疲れやすい・だるい
頭がぼーっとする
寝苦しくて睡眠不足になる
などがあります。
暑さによって自律神経が乱れたり、体内の水分・ミネラルが不足することが原因です。
1.感覚が敏感で暑さをつらく感じやすい
発達障害(特に自閉スペクトラム症)のある方には、暑さや湿気に敏感な方が多くいます。
ちょっとの暑さでもイライラしたり、ぐったりしてしまうことがあります。
2.自律神経が乱れやすい
もともと発達障害の方は、自律神経のバランスを保ちにくい傾向があるといわれています。
そのため、気温差や冷房の影響を受けやすく、夏バテを悪化させてしまうことも。

3.睡眠のトラブルが起きやすい
発達障害のある方は睡眠のリズムが崩れやすい傾向があります。
夏の夜は寝苦しくなりがちなので、睡眠不足から疲れがたまりやすくなります。
4.偏食があると栄養不足に
食べ物の好みに強いこだわりがある場合、夏バテでさらに食べられなくなってしまうことも。
栄養が不足すると、さらに体力が落ちて悪循環に…。
✅発達障害のある方におすすめの夏バテ対策
では、どうやって乗り切ればいいのでしょうか?
発達障害の特性に配慮した、やさしい夏バテ対策をご紹介します。
1.快適な環境づくりをしよう
エアコンや扇風機で一定の温度を保つ(目安:26~28℃)
外出時は保冷グッズや通気性のよい服を使う
感覚過敏がある方には、肌に優しい素材の服や静かな部屋も大切です。

2.規則正しい生活を意識する
就寝・起床時間をできるだけ一定に
朝に日光を浴びて体内時計を整える
活動と休憩をタイマーなどで見える化するのもおすすめ
3.食事と水分をこまめに
少量ずつ、食べられるものから栄養を摂る
水分補給はこまめに!好きな飲み物(麦茶、スポーツドリンクなど)でOK
スムージーや冷たいゼリーなど、食感の工夫も有効です。

4.気持ちの変化に気づいてあげる
暑さでイライラしたり、元気がなくなることも。
本人が気づけない場合もあるので、まわりの大人や支援者が変化に気づいて声をかけてあげることが大切です。

発達障害のある方は、暑さによるストレスに敏感なことが多く、夏バテを感じやすいと言えます。
でも、無理をせず、自分に合った方法で体と心をケアしてあげれば大丈夫。
環境を整えたり、ちょっとした工夫を取り入れるだけで、夏をぐっと過ごしやすくなります。
暑い夏を、できるだけ快適に乗り切れるよう、一緒に工夫していきましょう!

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本ブログは就職された卒業生からの寄稿となります。
発達障害のある方、その傾向のある方、またそれ以外の方ももちろん、少しでも悩みを抱えている方のお役に立てましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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