【大人の発達障害】自己肯定感が低くなってしまう原因は?対処法を7つ紹介!①
皆さんこんにちは!ディーキャリア秋田オフィスです。
「どうしても自分に自信が持てなくて、いつも不安になる…」
「仕事中に失敗を思い出してしまって、なかなか力を発揮できない…」
このブログを読んでいるあなたも、こうしたお悩みをお持ちではないでしょうか?
発達障害のある大人の中には、一般の職場で働かれている方も多いでしょう。
しかし、
「発達障害の特性や過去の失敗経験から自己肯定感が下がってしまって、働く自信が持てない」
という方もいらっしゃるかと思います。
できれば自己肯定感を上げて、自信を持って働きたいですよね。
本ブログでは
- 発達障害と自己肯定感の関係
- 働く上で自己肯定感が下がることのデメリット
- 自己肯定感を高める方法
について二部構成でお伝えします。
今回は
- 発達障害と自己肯定感の関係
- 働くうえで自己肯定感が下がることのデメリット
についてです。
そもそもに「自己肯定感」とは?
自己肯定感とは、「ありのままの自分を受け入れ、肯定すること」です。
詳しく説明すると、
自分のダメなところも含め他人と比較することなく、自分自身が今の自分を認め尊重すること
自分の価値を認めること
を言います。
きちんと自己肯定感を持つことは、物事を前に進めるための原動力になります。
また、似た言葉として「自尊心」があります。これは自己肯定感とは異なるもので、自分自身を大切な存在だと感じ、自分の考えに自信を持って行動していく態度のことです。
自尊心が低いと、自分の行動に自信が持てず、周囲の反応をうかがって判断することが増えます。ただし自尊心には「他からの干渉を排除する態度」、いわゆる「傲慢な態度になる」という意味も含まれます。
「自己肯定感が低い」とはどういう状態?
「自己肯定感が低い」という状態は、ざっくり言うと、他者との違いや自分のダメな部分ばかりが気になって、ネガティブな気持ちになってしまうことです。
自己肯定感の低い方に多く見られる特徴には、下記の5つがあります。
● 他人との比較や劣等感の意識が強い
● 過去の失敗へのこだわりやトラウマがある
● 承認欲求が強く、他者に依存してしまう
● いつも「できない」と思ってしまう
● 周囲への依存度が強い
このように、自己肯定感が低いと何でも自分が悪いと思ったり、常に自信がなくビクビクと日常を送ってしまうことが多くなります。
また、怪しい勧誘に引っかかってしまう危険性も高まるそうです。
発達障害と自己肯定感の関連性
発達障害のある大人は、自己肯定感が低下しやすいと言われています。
その理由としては、
● 過去の失敗体験や叱責された経験を引きずりやすい
● 周囲との違いから馬鹿にされる、非難される経験をしやすい
● 大人になって発達障害に気づいた場合、自分の努力不足を意識する機会が長くなりやすい
といった事情があるようです。
また発達障害の特性である
「こだわりの強さ」
「コミュニケーションにまつわるさまざまなミスの生じやすさ」
「得た情報を一時的に保ちながら処理する脳の働きの弱さ」
により、失敗体験が幼いころから多かったという場合もあります。
その結果「なぜ、周りと同じようにできないのか?」と親や先生から言われることが多く、
「自分は他の人のようにできない、ダメな人間だ」と考えるようになってしまいます。
自己肯定感が高いことによる仕事上のデメリット
「自己肯定感が低いことによる仕事上のデメリット」は4つ考えられます。
1.他人の言葉を素直に受け止められなくなる
自己肯定感が低い方は、他人の言葉を素直に受け止められなくなります。「褒め言葉は悪く、批判や悪口はより悪く」捉えるようになってしまっている方も多いでしょう。
例えば「あなたの真面目なところは素晴らしい」と言われたとき、自己肯定感が低い方は、それを褒め言葉とは受け取れず「本当は融通が利かない奴だと思っているに違いない」とか「何も褒めるところがないから、適当を言ったに違いない」など、自ら悪い方向へ考えてしまうことがあります。
2.自分を信じられず、辛いときに挫けやすくなる
自分を信じられないことにより、辛い時に「できない」「もうだめだ」と思って手を止めてしまう可能性が高くなるでしょう。ノルマが厳しい職場では、目標が達成できないことで劣等感を抱くこともありえます。
また、大きなプロジェクトを任されるなどチャンスがやってきたときも、喜びや期待を感じるより先に、失敗してしまう自分の姿を想像してしまい、責任のある仕事を避けようとするでしょう。
3.疑い深くなり、他者を敵視しやすくなる
他人も信じられない状態のため、常に「自分の惨めなところを見られないか」警戒するようになります。
その結果、好意をもって接してくれる方を突き放してしまい、相手が離れていってしまうことにつながります。また失敗した際、原因を他人のせいにすることもあるでしょう。
4.周囲の評価を極度に気にしてしまう
あまりにも他者の評価を重視してしまい、主体性がとぼしくなります。その結果、自分で決断するべき状況でも、周りの目が気になり適切な判断が下せなくなります。
また、他者からの評価を基準にしているので、頼まれ事を断れず安請け合いしてしまうことも多くなるでしょう。
自己肯定感が高いことによる仕事上のメリット
「自己肯定感が高いことによる仕事上のメリット」は2つ考えられます。
1. 課題や失敗に対応し、克服できる
自己肯定感が高い方は課題が明確に認識できているため、克服方法や対処方法を冷静に考えられます。よって、「苦手なことや不得意なことを得意とする人に任せる」「スキルアップに取り組む」など、自ら行動できます。
また、何か問題が起きても自然と問題解決のアイデアが生まれ、すぐに行動に移すことができるでしょう。失敗してもそれを受け入れ、改善点を見つけて努力できます。
2.職場の雰囲気が良くなる
各々高い自己肯定感を持っている職場では、お互いを尊重し、課題解決に向けて前向きな議論をおこなうことが可能になるでしょう。
また各人の個性や長所が生かせる環境が構築され、成果につながるほか、企画でアイデアが出しやすくなり、コミュニケーションが活発になって雰囲気が良くなる効果が考えられます。
このように自己肯定感を高めることは仕事上においても良い効果を生み出せると言えます。
ではどのように自己肯定感を挙げればよいのか?
それについては次回のブログにてご紹介いたします!
ここまでお読みいただきありがとうございました!!
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