注意散漫、ミス連発
発達障害で、よく聞かれる「ADHD」とは、何かご存じでしょうか?
日本語の名称では、「注意欠如・多動性障害」と言われます。
では、その特性は、どういったものか。
ADHDの三大特性として、以下の三つがあります。
①不注意 ②多動性 ③衝動性
では、具体的にどんな時に、特性が表れるでしょうか。
実際に、事例をお伝えしましょう。
何気なく、お店に立ち寄って、たまたま欲しいものがあり、
財布を見ると買える分だけのお金があったので、購入した。
しかし、この財布にあったお金は、今月支払うはずの駐車場代として用意しておいたものであった。
買いたいという欲求が先走り、購入したものの、後悔だけが残るという結果になった。
いかがですか?
このような経験をした方が、おられるのではないですか。
では、もう一つ、これもよく耳にする「ASD」の事例を紹介しましょう。
ASD(自閉症スペクトラム障害)とは、対人関係やコミュニケーションの難しさ、強いこだわりや興味の偏りなどを特徴とする障害です。人によって強く現れる特性が異なります。
ある会社の営業マンが、どの地区を担当しても、必ずと言っていいほど、お客様を怒らせてしまいます。
他の営業マンが、何年も担当していて、一度も怒られたことがないのに、担当が変わった途端に、
秒速で怒られるのです。
中には、激怒して、「すぐに担当を変えろ!」と電話をしてくることもあります。ただ、怒られ続けても、彼には、お客様が激怒する理由が全く分からないのです。
そこで、上司がお詫びに訪問し、理由を聞くと、明らかになったことがあったのです。
・お客様が、忙しいのに、自分の用事を優先して帰っていく。
・お客様の要望や都合のよい時間を考えず、自分の都合だけで営業に訪問する。
・期限を守らない。もしくは、約束を忘れている。
以上のことを読んで、大多数の営業マンからは、「そりゃ、怒られるだろ」と強烈なツッコミが入りそうですが(笑)。
でも、本人は至って真面目に、仕事を一生懸命にやっているのです。
ここで普通の上司なら、「ちゃんとやれ」と叱責するでしょう。でも、本人には、響かないのです。
特性ゆえに、理解が難しいのです。このブログをお読みの当事者の方なら、「なぜなんだ? そんなに悪いことをしているのか、この営業マンは・・・」と悲観的になるかもしれません。
ディーキャリア草津オフィスでは、その「なぜなんだ?」を分かっていただくさまざまなプログラムがあります。そして、それを活かして、再び仕事で活躍してもらえるサポートがあります。
今、お悩みの方、ディーキャリア草津オフィスには、一緒に頑張れる仲間が居ます。
このブログを読んでおられる方へ
あとは、行動するか、しないかですよ。
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