- Profile
- 社会福祉学科を卒業後、福祉の道ではなく、コンサルティング会社や接客業を経験。2019年4月に就労移行支援事業所ディーキャリアに入社。
就労支援員としての業務に携わる傍ら、広報担当としてもディーキャリアのさらなる認知に向け活動をしている。
今まで抱いていた福祉に対しての考え方がガラッと変わった瞬間でした
もともとは大学で福祉学科を専攻しておりましたが、就職活動の時期には福祉にあまり興味が持てず、何がしたいか、何になりたいかという目標がありませんでした。人と関わることが好きだったこともあり、将来は人と関われて役に立てる仕事ができたらいいなと、漠然とした思いだったこともあり、一般企業に就職をしました。
ある時、知人からディーキャリアのお話を偶然聞くことがあり、そこで初めて就労移行支援事業所について知りました。最初はあまり興味が持てなかったのですが、「一度見に来てみたら?」と言っていただきディーキャリアに見学に行ったのが始まりです。
見学に行く前は、福祉は重い障害や介護のイメージしかなかったのですが、利用者の方たちは見た目では障害のあるようには見えない方たちばかりだったのでとても驚きました。
スタッフや利用者の方からお話を聞く中で、見た目が普通に見えるからこそ、障害と認識されないことも多く、社会で生きづらさを感じている方が多いのだと気づきました。
ディーキャリアでは、そんな生きづらさを抱える方に対し、社会に出て、イキイキと働いて楽しく過ごすためのお手伝いをしているということを知り、今まで抱いていた福祉に対しての考え方がガラッと変わったのを覚えています。
職場体験をさせていただく機会があり、利用者さんと一ヶ月間ともに過ごしました。利用者さんの中には、スタッフではない私に相談をしてくださる方や、職場体験が終わるときも「寂しいです。」と声をかけてくださった方もいました。たった一ヶ月間という期間にも関わらず、私を頼ってくださる方がたくさんいらっしゃって、その人の人生が変わるという重大なミッションに携わる仕事に挑戦したいと思い入社を決めました。
利用者さんの環境だけではなくスタッフ(従業員)の環境も考えてくれる会社
入社一年目は、就労支援員として、リクルートコース(就職活動をするコース)の利用者さんの応募書類の添削や、日々の面談、就職後の定着支援などを中心に支援に携わりました。その他にも利用者さんの就職先企業への営業活動を行っていました。就労支援員は、利用者さんと「就職」というゴールをともに目指す仕事なので、就職先が決まったときの喜びを共有できることがとても嬉しいです。
一方で、まだ私の社会経験が浅いため、マニュアルや正解のない福祉業界の就労支援という責任のある仕事を、プレッシャーに感じ悩んだ時期もありました。
そんな時、先輩スタッフがとても気にかけてくださり「もっと金光さんの長所を活かせるような仕事があるんじゃないかな?」と助言を頂いたときに出会ったのが、広報の仕事でした。
就労支援員と並行して担当することとなり、主にブログやチラシ、広報誌を作り、ディーキャリアの認知度を上げる活動にも注力しています。
ディーキャリアは、利用者さんの環境だけではなく、スタッフの働きやすい環境もしっかりと考えてくれるのでとても有り難いです。困っていたら声をかけてくれる先輩スタッフや上司も多く、助けられながらも、日々楽しく和やかな環境で仕事ができています。
「障害」というと難しさに目がいきがちですが、利用者さんには、一人ひとりとても素敵な個性があります。この仕事のやりがいは、利用者さんの「障害」だけを見るのではなく、一人ひとりの素敵な個性をとらえ、社会にでたときに活躍ができるようサポートができることだと考えています。
私は、なかなかはじめの一歩を踏み出す勇気が出ない方に、その一歩を踏み出す勇気と、自分と他人への優しさを忘れないということを、就労支援を通じて伝えていけたらいいなと思っています。また、障害のある方が一人でも多く安心できる場所として、ディーキャリアを広く知ってもらうために、ディーキャリアの魅力について広報活動を通して発信していきたいと思っています。
福祉業界で働くには、知識や経験がないと難しいと思われがちですが、人と関わることが好きで、人に対しての熱意があれば活躍することができます。是非一緒に働きましょう!